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米旅行雑誌「2022年世界の人気都市トップ25」発表、1位はメキシコ美食の地。大阪と東京人気集めランキング上昇

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アメリカの大手旅行雑誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」が7月12日「2022年世界の人気都市トップ25」を発表した。

同誌は、毎年、読者アンケートを広く呼びかけ行っている。読者は世界最高の都市を選ぶにあたり、ホテル、レストラン、文化遺産や観光スポットに加え、近年は新型コロナウィルス感染症へのプロトコルも考慮に入れる。今年の投票は、2021年10月25日から2022年2月28日まで受け付けられた。査定の基準は、世界中の旅の経験をもとに、世界の都市、島、クルーズ船、スパ、航空会社などについての意見と、観光名所やランドマーク、文化、料理、親しみやすさ、ショッピング、総合的な価値など、様々な観点からの評価となっている。

今回のランキングで1位になったのは、昨年の第8位からの急上昇となったメキシコのオアハカだった。メキシコ料理でソースを意味するモレや、テキーラよりもスモーキーな香りが人気の蒸留酒メスカルなどが人々を惹きつける美食の地だ。先住民族サポテコ族の文化は、オアハカ市の郷土料理に大きな影響を与え、「地元先住民の料理が素晴らしい」との声があった。また、17世紀に建てられた建築物や活気あるクラフト市場、カフェやレストランなど住民の親切心を絶賛する読者も少なくなく、今回の受賞へとつながった。

日本からは、大阪、東京、京都がランクインした。大阪は、昨年は25位圏外だったが今年9位にランクイン。東京は昨年の19位から7つ順位を上げ、12位にランクインした。一方で、京都は昨年5位だったが9つ順位を下げ、14位となった。

昨年のランキングで優勝したサン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)は今年2位となり、「天気は最高、音楽シーンは最高、食事は抜群」といった多くの賛辞を集めている。前回3位だったイスタンブールは今回5位、前回4位のインドネシアのウブドは順位を1つ挙げて3位にランクアップ、両都市ともトップ5を維持する結果となった。

また、同誌の読者が 「音楽、ダンス、料理で訪れるべき最高の都市のひとつ 」と賞賛したユカタン半島のメキシコのメリダは2年ぶりにランクイン、今年は12位になった。スペインのセビリアも今年再登場し11位となった。

フィレンツェは今年、6位から4位に上昇しトップ5に返り咲いたが、インドのウダイプルは2位から10位に順位を下げた。

 

ベスト25位までのランキング順位は以下の通り。

1. オアハカ(メキシコ)
2. サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)
3. ウブド(インドネシア)
4. フィレンツェ(イタリア)
5. イスタンブール (トルコ)
6. メキシコシティ(メキシコ )
7. チェンマイ(タイ)
8. ジャイプール(インド)
9. 大阪(日本 )
10.  ウダイプル(インド)
11. セビリア(スペイン)
12. (同率)メリダ(メキシコ)
12. (同率)東京(日本)
14. 京都(日本)
15. シェムリアップ(カンボジア)
16. ソウル (韓国)
17. ボドルム(トルコ)
18. ローマ (イタリア)
19. マスカット(オマーン)
20. ホイアン(ベトナム)
21. クスコ(ペルー)
22. ケープタウン (南アフリカ)
23. チャールストン(サウスカロライナ州)
24. バンコク (タイ)
25. リュブリャナ(スロベニア)

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