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2022年10月免税総売上、前年同月335.2%増の約136億8000万円。入国再開で売り上げ増

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10月11日にインバウンドの個人旅行が解禁となり、10月の訪日客数は9月から倍増、50万人近くを記録したのは既報の通りだが、それに伴い、免税売上高も9月よりも大幅に増加していることがわかった。

日本百貨店協会は11月24日、2022年10月の免税売上高・来店動向の速報を発表した。調査対象は、インバウンド推進委員店である全国の88店舗。10月の免税総売上高は前年同月比で335.2%増、実額で約136億8000万円となり、4カ月連続のプラス記録となった。9月の前年同月比204%増からも大きく躍進し、130ポイント以上の伸びを見せている。購買客数も約7万人で、前年同月比1037.5%増となった。

一般物品売上高は約123億3000万円で、前年同月比で349.4%増となった。消耗品売上高(化粧品、食料品等)は約13億5000万円、前年同月比で237.6%増。購買客数は約7万人で前年比1037.5%増となり、9月の購買客数前年比352.7%増から飛躍的な増加を見せた。一人当たりの購買単価は約19万2000円で、こちらは前年同月比で61.7%減少した。

売上上位の商品群は以下の通り。

1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:婦人服飾雑貨
4位:食料品
5位:紳士服・雑貨

また、免税手続きカウンターの来店国別順位は以下の通り。

1位:中国本土
2位:香港
3位:韓国
4位:台湾
5位:マレーシア
6位:シンガポール
7位:タイ

 

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