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JNTO、中国・成都に事務所を開設。内陸部からの訪日誘致を目指す

2022.12.06

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日本政府観光局(JNTO)が、25カ所目の海外拠点として、2022年12月17日に中国四川省に成都事務所を開設する。

JNTO海外事務所は、各市場において訪日旅行促進を図るため、現地旅行会社による日本向けツアーの企画・販売の促進、海外現地メディアを通じた広報活動、市場分析・マーケティング、一般消費者への観光情報発信、国際会議等(MICE)の誘致・開催支援などを行うもの。

成都事務所を開設することで、将来的な中国からの訪日旅行再開に備え、現地の旅行業関係者等とのネットワーク構築やマーケティング活動等の拡充を図る。同事務所の所長には佐藤仁氏が就任する。

成都事務所は今後、四川省・重慶市・貴州省・雲南省の3省1市を管轄し、中国内陸部市場の消費者志向等の最新動向を把握しながら、現地の旅行業界関係者や一般消費者に対して効果的なプロモーションを展開していく。それと同時に、日本の地方自治体・DMO・観光関連事業者に向けての有益なマーケット情報の提供も行う。

2022年12月17日、18日には、成都事務所による初めての事業として、成都市内のショッピングモール(伊藤洋華堂双楠店)において、訪日旅行気分を体験できるプロモーションイベントを実施する。本イベントを皮切りに、訪日旅行情報を積極的に発信し、四川省をはじめ中国内陸部における新たな訪日需要の掘り起こしおよび誘客に取り組んで行くとしている。

 

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