インバウンドニュース

観光庁 環境に負荷をかけない旅に向け「グリーンな観光・国際観光シンポジウム」を開催

印刷用ページを表示する


世界規模で温暖化が進み、異常気象にも見舞われる昨今、人々は以前にも増してライフスタイルとして環境を意識するようになっている。観光分野においても、環境に負荷をかけない観光の取み組みである「グリーンな観光」は、特に欧米豪の旅行者や観光事業者を中心に広まりつつある。その国際的な議論は既に活発化しており、今後、ますます成長する分野として注目されている。

一方日本では、グリーンな観光について認知が低く、どのような内容で、どのようなメリットがあるのか十分に理解されていない現状を受け、「グリーンな観光・国際観光シンポジウム」を開催する。

シンポジウムでは、既に事業に取り組んでいる地域や専門家やをパネリストとして招き、国内外の優良な取組を紹介する。ハワイにインドネシア、山形の小野川温泉と熊本阿蘇市からの登壇を予定している。

グリーンな観光への取り組みは、地域における自然環境の保全だけでなく、新たな観光需要の喚起、地域における雇用の促進等にもつながると共に、地域における経済と社会の好循環を実現する「持続可能な観光」の実現に貢献するものであるという理解を深め、今後の促進に繋げたいとしている。

開催日時は、令和5年2月10日(金)14時からで、会場は品川 ザ・グランドホール。オンライン併用のハイブリッド方式での開催だ。現地参加の定員は200名。定員に達し次第締切となる。参加費は無料。申込み方法と詳細は観光庁のサイトで確認できる。

 

関連インバウンドニュース