インバウンドニュース
観光庁 環境に負荷をかけない旅に向け「グリーンな観光・国際観光シンポジウム」を開催
2023.01.19
やまとごころ編集部世界規模で温暖化が進み、異常気象にも見舞われる昨今、人々は以前にも増してライフスタイルとして環境を意識するようになっている。観光分野においても、環境に負荷をかけない観光の取み組みである「グリーンな観光」は、特に欧米豪の旅行者や観光事業者を中心に広まりつつある。その国際的な議論は既に活発化しており、今後、ますます成長する分野として注目されている。
一方日本では、グリーンな観光について認知が低く、どのような内容で、どのようなメリットがあるのか十分に理解されていない現状を受け、「グリーンな観光・国際観光シンポジウム」を開催する。
シンポジウムでは、既に事業に取り組んでいる地域や専門家やをパネリストとして招き、国内外の優良な取組を紹介する。ハワイにインドネシア、山形の小野川温泉と熊本阿蘇市からの登壇を予定している。
グリーンな観光への取り組みは、地域における自然環境の保全だけでなく、新たな観光需要の喚起、地域における雇用の促進等にもつながると共に、地域における経済と社会の好循環を実現する「持続可能な観光」の実現に貢献するものであるという理解を深め、今後の促進に繋げたいとしている。
開催日時は、令和5年2月10日(金)14時からで、会場は品川 ザ・グランドホール。オンライン併用のハイブリッド方式での開催だ。現地参加の定員は200名。定員に達し次第締切となる。参加費は無料。申込み方法と詳細は観光庁のサイトで確認できる。
関連インバウンドニュース
2025.01.20
2025年のジャパントラベルアワード発表、持続可能性や地域貢献度が評価された「酒蔵ホテル」がグランプリ
2025.01.15
2025年の旅行動向、訪日客数は2024年を超える4020万人と予測ーJTB
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
2024.12.16
Gアドベンチャーズ発表「2025年の人気旅行先」10のリスト、2年間で予約数150%増の日本が選出
2024.12.10
台湾ITF2024来場者へ訪日意向を調査、今後の旅行先は地方志向へ。レンタカー利用に前向きな姿勢も
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
2024.11.28
ワールド・トラベル・アワーズ2024ファイナル、5年連続で世界一のデスティネーションに選出されたのは?
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に