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外出・旅行時の支払い 9割近くがキャッシュレス派、事前決済利用も8割超え ーアソビュー調査

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外出・旅行時のキャッシュレス決済の利用実態と意向について、遊びの予約サイトを運営するアソビュー株式会社が、利用会員8016名に対してアンケート調査を実施した。調査方法はインターネットで、2023年2月15日~21日の期間中に行った。

まず、レジャー施設のチケット購入、アクティビティなどの体験における支払いについて現金以外での支払いを利用するかを聞いたところ、87.5%が「現金以外で支払うことが多い」キャッシュレス派であると回答した。世代別では現金派がまだ40%いる19歳以下を除いて、キャッシュレス派が80%台を超え、特に30代・40代は88%超えと、他世代よりキャッシュレス利用率が高いことが分かった。

次に、現金以外での支払い方法を利用したいかを尋ねる、キャッシュレス支払いの意向調査においては、90.4%が「利用したい」と回答した。特に20代~40代は全年代の平均を上回り、現金を使わずキャッシュレス決済の利用意向が高いことが分かった一方、19歳以下は「利用したくない」の回答が9.1%と、他世代に比べて意向が低い傾向が見て取れる。

また、観光や外出先での施設利用における現金以外での支払い対応可否に関して、4つの施設ジャンル(レジャー施設、美術館や博物館、日帰り温浴施設、体験・アクティビティ)でイメージ調査を実施したところ、全ジャンルにおいて7割以上が「現金以外での支払いに対応している」と回答した。なかでもレジャー施設は他施設に比べ「現金を使わずに利用できる」との認識が高く 、91.5%がキャッシュレスでの支払いが可能であると認識していた。これに比べ、文化施設、日帰り温泉では25%前後が「現金以外で支払える施設数が限られている」 と捉えていることが明らかとなった。

キャッシュレス決済に関するイメージについては、ポジティブな考えの1位は「決済が速く、支払い時にもたつかない」、2位が「キャッシュレス限定の特典がある」、3位が「現金を引き出す手間がない」との結果だった。ネガティブな考えの1位は「対応している店・施設が限られる」、2位が「気づかないうちに使いすぎてしまう」、3位が「アプリの不具合などで使えなくなるリスクがある」との回答だった。

外出・旅行などのレジャーシーンでも大多数がキャッシュレス決済を選択し、現金を使わない支払いが「当たり前化」していることが分かる結果となった。キャッシュレス決済の最大の魅力として「決済の速さ」が挙げられ、事前決済の利用率も8割を超えていることから、場面に関わらず「支払いに手間・時間をかけたくない」という生活者の意向が表れていると考えられる。文化施設や日帰り温泉などでは約4人に1人が「現金以外で支払える施設数が限られている」 と捉えていることも明らかとなり、支払い手段によって消費者の選択肢から外されることのないよう、キャッシュレスへの対応が望ましいと言えそうだ。

 

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