インバウンドニュース
米国20~40代への訪日調査、2割が訪問経験あり。「円安」も訪日のきっかけに
2023.04.13
やまとごころ編集部本格的にインバウンド需要が回復するなか、マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが、アメリカの20代~40代男女に「訪日(旅行)外国人に関する調査」を実施し、その結果を公開した。調査期間は2022年12月26日(月)~12月28日(水)で、調査方法はWebアンケート。有効回答数は300サンプルだった。
訪日経験と訪日時期を問う質問では、「訪問したことはないし、今後もする予定がない」が最も高く、これまでに日本を訪れた率は2割に留まった。 性別でみると、「男性」は「女性」よりも訪日経験が特に高い。また、男女共に年代が若くなるほど訪日経験が高くなる傾向がみられた。
Q.あなたは、これまでに日本を訪問したことがありますか。訪問したことがある方は、直近の訪問時期をお答えください。(1つ選択)※出張は除きます。
日本に来たことがないが、今後予定があると回答した人に、その時期を尋ねたところ、未訪問者の3割が、1年以内の訪日を予定していた。性別でみると、「女性」は「男性」よりも半年以内の訪問意向が高く、なかでも「女性20代」「女性30代」で特に高かった。
Q.日本を訪問したことはないが、今後する予定があるとお答えの方におうかがいします。あなたが日本を訪問する時期はいつごろの予定ですか。以下の中からお答えください。(1つ選択)
訪日経験のある人と予定のある人に、円高状況であることが訪日にきっかけの一つとなるか問うたところ、円安が訪日へのきっかけになっているのは4割半ばで「とてもなっている」のは2割強だった。性別でみると、「男性」は「女性」よりも「きっかけになっている」を合計した割合が上回っており、なかでも「男性20代」が特に高かった。
Q.訪日経験のある方、訪日を予定されている方にお伺いいたします。円安状況であることは訪日のきっかけの1つとなりますでしょうか。(なりましたでしょうか。)(1つ選択)
訪日で楽しみにしていた(している)ことを聞いたところ、「日本の文化体験」が最も高く、「自然・景勝地観光」「日本食を食べる・日本の酒を飲む」が同程度でそれに続く結果となった。一方で、「スポーツ (観戦を含む)」「治療・健診」は他の項目よりも低く、あまり魅力に感じられていなかった。
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