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世界最高を選ぶアワードに3年連続ランクインした日本のワイナリー、6月より常設の英語ツアー開始

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酒類の製造販売を行うメルシャン株式会社が所有する2つのワイナリー「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)」と「シャトー・メルシャン 椀子(まりこ)ワイナリー(長野県上田市)」は、常設の英語ツアー「Château Mercian Winery English Guided Tour」を新設。6月26日(月)よりスタートする。

同社は、“日本を世界の銘醸地に”というビジョンを掲げ、日本ワイン全体の発展に尽くしてきたが、今回このビジョン実現に向け、日本ワインが日本国内だけでなく、世界中の人たちに愛され、親しまれるお酒になることを目指し英語ツアーを新設した。

今回の英語ツアーは、「勝沼ワイナリー」「椀子ワイナリー」の両ワイナリーの特長を存分に生かした内容となっている。“ワインを造る現場でお客様に日本ワインと「シャトー・メルシャン」の価値を伝え、共感・感動してもらいたい”という思いに加え、”環境に配慮したワイン造り”や”日本ワイン市場への貢献”という視点で「シャトー・メルシャン」にしかできないツアーを目指したという。

山梨県甲州市にある「勝沼ワイナリー」は、日本のワイン造り145年の系譜を持ち、敷地内には、日本最古の木造のワイン醸造所を改修した「シャトー・メルシャン ワイン資料館」が併設されている。東京から電車で約1時間40分とアクセスが良好で、日本固有品種である「甲州」、「マスカット・ベーリーA」を主体に栽培、醸造しており、日本ワインの歴史と魅力が楽しめる。

長野県上田市の「椀子ワイナリー」は、360度ブドウ畑に囲まれたワイナリーで、「シラー」や「シャルドネ」などの国際品種を栽培、醸造しており、海外コンクールで受賞するなど、国際的にも高い評価を得ている。また、2019年よりスタートしたワインツーリズムに取り組む世界最高のワイナリーを選出するアワード「ワールド・ベスト・ヴィンヤード」にて、2020年には世界第30位に選出されたのを皮切りに、直近の2022年までの間、日本のワイナリーで唯一3年連続で選出されている。

「ワールド・ベスト・ヴィンヤード」は、イギリスのウィリアム・リード・ビジネス・メディアが主催するアワードで、「世界最高のワイナリー」を選出し、世界中の旅行者にワインに関連する素晴らしい体験を提供することを目的として2019年から開催されている。世界的なソムリエ、ワイン ジャーナリスト、旅行の専門家など約500名の専門家が、総合的に世界で最も素晴らしい体験ができるワイナリーで、友人に強く勧めたいと思うようなワイナリーベスト100を選ぶというもの。

 

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