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山梨県北杜市、ボランティアで観光コーディネータータイから受け入れ、1年間の長期派遣でタイ人観光客誘致へ

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山梨県北杜市は、タイ外務省国際協力機構から派遣されるタイ人ボランティアの受け入れを行う。観光コーディネーターとして受け入れ先で活動するボランティアの派遣元は、タイが推進する国際協力事業である「フレンズフロムタイランド(FFT)」。FFTは、2003年から200名以上のボランティアを海外に派遣しており、2022年に北海道釧路市、熊本県人吉球磨市にそれぞれ1名ずつ、3カ月派遣された例があるが、1年間の派遣は国内初となる。このほど、タイ人ボランティア受け入れの任命式が同市で行われた。

FFTは日本の国際協力機構(JICA)が実施する「海外協力隊」をモデルに作られた機構で、今回は海外からの観光客誘致に取り組む日本の自治体を応援する形となっている。これにより、インバウンド誘致だけでなく、北杜市とタイの人的交流を活発にし、多文化共生社会を築くことを目的にしている。

北杜市ではインバウンド促進事業として、台湾やベトナムを中心に認知度を高める取り組みを進めてきた。タイからの観光客が山梨県に多いことから、北杜市に関する情報発信をタイ人目線で行ってもらうことにより、より一層のタイからの誘客を狙う。

ボランティアとして派遣されたのはアンチャリーポン・パリサウォンさん(30)で、12月17日から着任しており、今回正式に1月15日に市役所で「観光コーディネーター任命式」が行われた。SNSで市の魅力を発信したり、タイ国内で観光イベントPRをするなど、タイ人観光客誘致に貢献していく。

直近では、1月25日からバンコクで開催されるタイ国内最大級イベントのタイ国際旅行フェア(TITF)に出展し、PRしていくほか、2月には、市長自らバンコクへ訪問しトップセールスに取り組む予定だ。

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