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春節控え台湾で訪日時のショッピング動向調査、半数近くが予算10万円以上。お菓子が最も人気

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迫る春節を間近に控え、台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「ラーチーゴー!日本」を運営する(株)ジーリーメディアグループが、台湾人2508人に訪日時の買い物・消費内容について調査を行い発表した。観光庁によると、2023年の訪日外国人旅行消費額の1位は台湾で、7786億円。コロナ前の2019年は1位が中国で台湾は2位の5517億円だったが、中国からの訪日旅行の回復が遅れるなか、コロナ後の消費額を牽引しているのは台湾となっている。

旅行目的について、複数回答方式で聞いたところ1位が「日本食を食べたい」で94.4%。2位が「自然・景勝地観光」79.7%、3位「ショッピング」で72.7%となった。

また、旅マエ・旅ナカなど、どの時点で買い物する場所を調べるのか聞いたところ、「旅行の1〜3カ月前まで」が47.4%となり、訪日の早い段階から買い物の計画をしていることが分かった。その次は「旅行の1カ月前まで」で28.3%、「旅行中」と答えたのは7.1%にとどまった。

買い物の予算について聞くと、40.4%で最も多かったのが「5〜10万円」であったが、回答者の3分の1近くが「10〜20万円」と答えている。「20〜50万円」が11.3%、「50〜100万円」が2.2%、「100万円以上」も0.5%と、全体の45.8%が「10万円以上」を訪日時の買い物に充てたいとしている。

具体的な商品について聞いたところ、最多は「お菓子」で83.1%となった。2番目は「食品」で75%、3番目が「薬」で71%だった。購入したい薬の最多は「アリナミン」で、「かぜ薬」「ビタミンB群」「目薬」も人気がある。お菓子部門で詳しい商品・店舗名を聞くと、1位が「ニューヨークパーフェクトチーズ」、2位が「じゃがポックル」、3位が「明治チョコレート」だった。京都に本社があり、煎餅やおかきが人気の「小倉山荘」が9位、東京土産の「東京ばな奈」は13位にランクインした。

 

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