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 中国の2024年大型連休「国慶節」の旅行消費調査、4割弱が日本旅行を予定。日本で一番人気のエリアは?

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中国の大型連休である「国慶節」が10月1日〜7日と間近に迫るなか、中国からのインバウンド観光に関する調査をインタセクト・コミュニケーションズ株式会社が行い、その結果を発表した。調査対象は北京市や上海市、南京市など中国の10都市在住の556人で、男性135名、女性421名、全体の83.8%が18〜40歳。メッセンジャーアプリ「WeChat」のアンケート機能を利用して2024年9月5日〜6日に実施した。

まず「コロナ禍前と現在で旅行に対して、意識は変わったか」 と聞くと、「変わった」と答えたのは全体の80.4%である447人、「特に変わっていない」は19.6%で109人だった。「変わった」とした447人に「どのように変わったか」を聞くと、最多は「渡航場所」で67.8%(303人)、次に「予算」55.9%(250人)、「旅行の時期」49.2%(220人)と続く。

「国慶節期間に中国国内や海外で特别なセ一ルやプ口モーションを期待しているか」という質問に「している」としたのは84.9%(472人)。「どのような商品やサービスを購入したいか」には「コスメ」と答えた人が一番多く、68%(321人)となった。次点が「デジタル製品」で61.4%(290人)、3位は「食事」で56.1%(265人)だった。「旅行」も54.9%(259人)と半数以上が期待しており、「ファッション・アクセサリー」も49.2%(232人)と期待値が高い。

「今年の国慶節期間中の経済状況に対する意識は変わったか」には、「いつも通りの支出」と答えた人が44.8%(249人)、「支出を増やす」が28.2%(157人)と、7割以上が「いつも通りかそれ以上」の支出を考えている。「支出を抑える」としたのは27%(150人)で3割以下だった。

「今年の国慶節の大型連休中における海外旅行の予定」を「訪日経験あり」または「訪日予定がある」390人に聞くと、「日本」と回答したのは53.1%(207人)と半数を超え、今回の調査に回答した556人の37.2%となった。同じ390人に「日本のどの地域を訪問する予定か」と尋ねると、トップは「北海道」で69.6%(144人)、そのうち34%が、今までに北海道を1回以上訪れたことのあるリピーターであることが判明。次に多かったのは「東京」51.7%(107人)、3番目が「大阪」25.6%(53人)となった。自由回答で訪問先を選んだ理由を述べてもらうと、北海道は「自然や景色が美しい」、東京は「買い物」「アニメの舞台」、大阪は「面白そう」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などが挙げられた。

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