データインバウンド
【訪日外国人数】2019年4月訪日客数0.9%増の292万7000人、過去最速で1000万人を突破
2019.05.23
刈部 けい子日本政府観光局(JNTO)が発表した2019年4月の訪日外国人数は、前年同月比0.9%増の292万7000人となった。2018年4月を約3万人上回り、単月として過去最高を記録した。これまでの最高は2018年4月の290万1000人だった。これで1~4月の累計は前年同期比4.4%増の1098万500人となった。

韓国、台湾は減少
市場別に見ると、全体の64.6%のシェアを占める東アジア4市場のうち、中国、香港は順当に増えたが、韓国、台湾はマイナス成長となった。
2カ月連続の減少となった韓国だが、ベトナムが日本に次ぐ人気のデスティネーションになったことも大きいようだ。韓国の旅行社によると今年1~3月の渡航先では日本、中国が減少した一方でベトナムを訪れる客が増えたという。台湾に関しては昨年5連休だった清明節休暇が4連休となり旅行需要が抑えられた影響がある。
また、東アジア市場を中心に、日本のゴールデンウィーク10連休の影響で訪日旅行商品の価格が上がったことや、国内の観光地の混雑などを見越して訪日を控えたこともあって、伸び率は鈍化した。
市場別総数では中国が最多で、以下、韓国、台湾、香港、アメリカと続く。
なお、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、 ロシアの9市場では単月として過去最高を記録。中国、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、スペインでは4月として過去最高を記録している。

イースター休暇で伸びた欧米豪
4月の伸び率トップ1はスペインで、51%という大きな伸びを示した。以下イタリア、ドイツ、イギリス、オーストラリア、アメリカ(15.8%増)、カナダ(13.6%増)と上位は欧米豪が続くが、これは人気の高い桜の季節に加え、昨年は3月末からだったイースター休暇が今年は4月後半になったた影響が大きい。また、クルーズ船の寄航も好調な伸びを後押しした。
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