データインバウンド
旅行・観光競争力ランキング2019、日本は文化と自然のバランスが好評価で世界第4位。アジア太平洋でトップ
2019.10.09
刈部 けい子世界経済フォーラムが2年に1回発行する「旅行・観光競争力レポート」。それによると世界ランキングで日本は前回に続いて4位に入った。1位はスペイン、2位はフランス、3位はドイツだった。ちなみに国別入国者数ランキングでは、日本11位、スペイン2位、フランス1位、ドイツ8位となっている。
また、アジア太平洋地域では日本のほか、オーストラリア、中国、香港、韓国、シンガポール、ニュージーランドとトップ20までに7カ国・地域が入っている。

このランキングは140カ国について、ビジネス環境(12指標)、安心と安全(5指標)、健康と衛生(6指標)、人的資源・労働市場(9指標)、ICT準備性(8指標)、旅行・観光の優先度(6指標)、国際開放度(3指標)、価格競争力(4指標)、環境の持続可能性(10指標)、航空運送インフラ(6指標)、地上・港インフラ(7指標)、旅行者サービスインフラ(4指標)、自然資源(5指標)、文化資源とビジネス旅行(14指標)における競争力をポイントにして順位づけをしたもの。
それによると、日本を含めたアジア太平洋は最も成長が早い地域とされ、世界の観光産業での重要性がますます高まっているとの評価を得た。特に自然資源と文化資源のバランスがよく、航空運送インフラも優れているとのことだ。

日本はアジア太平洋地域のトップスコア(各指標7点満点で、世界平均は3.84)であり、表からもわかるように、豊富な文化資源、インフラ全般、国際開放度などの評価が高く、良い順位につけた。一方で価格競争力は140カ国中113位と低い。もっとも、価格競争力では欧州や東南アジアは下位に位置し、イランやブルネイなどオイルマネーで潤い、物価の安いといわれる中東や北アフリカが上位に入っている。
ちなみに1位のスペインは文化資源、旅行者サービスインフラがそれぞれ2位、旅行・観光の優先度が5位、航空運送インフラ、自然資源が9位だった。
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