データインバウンド
オーストラリアのアウトバウンド1000万人超で2019年水準にほぼ回復、訪日数大きく伸びる
2024.08.30
やまとごころ編集部オーストラリア旅行業協会(ATIA)が発表した最新のトラベル・トレンド・レポートによると、日本への渡航者数が前年度より125.9%増加したことがわかった。同レポートは、オーストラリア統計局とインフラ地域開発省のデータおよびATIAチームの分析に基づき、オーストラリアの旅行・観光業界を形成する主要トレンドを明らかにしている。
なお、オーストラリアの会計年度は7月1日から翌年6月30日となっており、旅行者統計もその期間を元に年間統計が8月中旬に発表された。
オーストラリアのインバウンド、アウトバウンドともに日本が伸びる
同レポートによると、オーストラリアへの海外旅行およびオーストラリアからの海外旅行は目覚ましい成長を遂げており、前年度比でインバウンドは36.0%増、アウトバウンドは31.8%増となった。 インバウンドでは特に、中国(231.2%)、日本(108.0%)、韓国(108.0%)、香港(81.3%)、アメリカ(28.3%)などの主要市場からの大幅な増加により、オーストラリアへの海外からの訪問者数は800万人近くに達した。
また、オーストラリア人による国外への旅行も大幅に増加した。総数では2022-2023年に初めて首位に立ったインドネシアが引き続きトップで、約150万人。ついで、隣国のニュージーランド、アメリカと続く。伸び率では、中国(352.3%増)と日本(125.9%)の伸びが際立っている。なお、コロナ前の2018-19年と比べると、中国はまだマイナスだが、日本は上位10カ国のうち、45.3%増ともっとも伸びていることがわかる。ちなみに、JNTOが発表した2023年のオーストラリアからの訪日旅行者数は61万3100人だった。
オーストラリアのアウトバウンド全体では2018-19年の水準まで2.2%に迫っており、この傾向は、世界的な旅行規制の緩和や海外での新たな体験への欲求の高まりに後押しされ、オーストラリア人の海外旅行への意欲が高まっていることを浮き彫りにしている。

レポートはまた、オーストラリア人の旅行スタイルにも言及しており、休暇が旅行の大半を占め、次いで友人や親戚の訪問、出張となっている。 さらに、航空会社の市場シェアデータでは、カンタス航空が17.2%のシェアを占め、僅差でジェットスターの12.4%が続いている。
ATIAのディーン・ロング最高経営責任者(CEO)はこの結果を受けて、「オーストラリアの旅行者は再び世界を精力的に探検しており、このデータは多様な海外旅行先への強い需要を反映している。 特に日本とインドネシアへの旅行が増加しているのは、ユニークな文化体験やアドベンチャー・ツーリズムへのシフトを示している。 今、誰もが日本にいるように感じるとしたら、それは実際その通りだからだ!」と話した。
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