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【訪日外国人数】2024年12月訪日客数348万9800人、単月過去最高の340万人突破

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日本政府観光局(JNTO)が1月15日に発表した2024年12月の訪日外国人数*(推計値)は、2019年同月比38.1%増の348万9800人。12月はクリスマスや年末年始に合わせた旅行需要の高まりが多くの市場で見られ、10月に過去最高を記録した331万2193人を上回り、単月として初めて340万人を突破する結果となった。

 

市場別の19年比では、中東地域とメキシコが好調

12月の訪日客数を市場別にみると、1位は韓国86万7400人、次いで中国60万4200人、台湾49万1200人、香港28万5600人、アメリカ23万8500人と続いた。

2019年12月と比較しての伸び率では、韓国が249.8%増でトップ、次いで中東地域126.9%増、メキシコ84.6%増と続く。なお、韓国では、2019年7月~12月当時、日韓情勢の悪化により韓国からの観光客が減少したことによる。他に、アメリカ(65.1%増)、オーストラリア(54.8%増)なども目立つ。

また、2019年同月比でマイナスを示しているのは、ロシア、中国、タイ、マレーシアの計4市場だった。

一方、12月の日本人のアウトバウンドは、118万7200人。2019年同月比では30.7%減で、11月の28.4%減から2.3ポイント下回る結果となった。

*JNTOによる訪日外国人とは、法務省集計による外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者を指す。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外国人数に含まれるが、乗員上陸数は含まれない。


▼11月の訪日客数はこちら
【訪日外国人数】2024年11月訪日客数318万7000人、累計数3337万人で年間過去最高を更新

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