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2018年にインバウンドで人気急上昇した都道府県ランキングを発表、中国・東北など地方が上位にランクイン

2019.02.14

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楽天トラベルは2月8日、訪日旅行の人気上昇都道府県ランキングを発表した。調査は2018年1月1日~12月31日の1年間に楽天トラベルの外国語サイト6言語10サイトを経由して予約した宿泊者数を集計し、前年同期比の伸び率が高い順にランキングしたもの。

その結果、1位は前年同期比189.6%という急上昇をみせた鳥取県となった。次いで2位が福島県(184.6%)、3位が岩手県(139.4%)、4位は新潟県(138.1%)、5位山形県(130.9%)という順位となり、東北勢が3つランクインした。

1位の鳥取県の中でも「鳥取・岩美・浜村」エリアの伸び率が280.8%(約3.8倍)と最も好調で、鳥取砂丘におけるパラグライダーや砂の上でも走れるファットバイクなどのアクティビティが外国人観光客の人気を集めた。鳥取市は昨年、外国人観光客を対象に鳥取ー大阪間の高速バスを割引するキャンペーンを実施したほか、2018年末からは米子ー香港の国際線が増便されるなど、アクセスの強化が集客を伸ばした。

2位の福島県は、前年のランキング圏外から躍進。特に「会津若松・喜多方」エリアへ人気が集まった。背景としては会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶJR只見線が、「世界で最もロマンティックな秘境鉄道」として中国や台湾、タイなどのSNS上で話題になったことが挙げられる。

3位の岩手県は、昨年、台湾との国際定期便が就航したことから、台湾からの宿泊が最も好調だった。エリア別にみると「安比高原・八幡平・二戸」エリアが前年同期比453.8%(約5.5倍)と最も上昇した。安比高原スキー場にはソリやチューブ滑りなど気軽に雪を楽しめるエリアがあり、アジア圏からの観光客の人気を集めた。

(やまとごころ編集部)

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