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インバウンド客の観光周遊と消費拡大を目指し、福井県小浜市のDMOが動画プロモーションを開始

2019.03.18

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福井県小浜市のDMO「おばま観光局」は、インバウンド客の獲得を目指してエリアでのプロモーション動画を2本作成、YouTubeでの動画広告の配信を開始した。使用言語は英語で、他DMOや企業の成功事例を参考に「テンポの良い音楽のついた映像」と「落ち着いた雰囲気の映像」の2種類が用意されている。

おばま観光局は、着地型体験ツアーや、イベントの予約サイト、リノベーションした古民家の分散型ホテル「OBAMA MACHIYA STAY」などの運営を行っている。古民家の分散型ホテルは日中のツアーや文化体験コースの紹介、夕食はホテルではなく街の飲食店に出かけてもらう仕組みにするなど「観光消費額の最大化」をテーマに地域への周遊型観光に取組んでいる。

今回の動画広告では「旅行」「日本への旅行」「京都・大阪への旅行」「ホテル・宿泊施設」に興味のあるユーザーによる視聴が狙い。国籍別の視聴回数はトップから順にインド、インドネシア、フィリピン、メキシコ、アメリカとなっており、2種類の動画はそれぞれすでに視聴回数が55万回、25万回となっている。この視聴回数やクリック率の違いなどを元に、広告に対するユーザーの反応への検証を進めていく。順次、ホテル予約や体験申し込みの結果と照合し、デジタル手法も効果的に利用した海外プロモーションを展開していく考え。

<OBAMA – The nearest sea town from Kyoto>

<OBAMA little, seaside stay>

(やまとごころ編集部)

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