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ドラッグストア2019年11月のインバウンド消費調査、あのリップクリームが5カ月連続で売上個数1位に

2020.01.09

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全国ドラッグストアのPOSデータ分析による2019年11月のインバウンド消費動向が発表された。ドラッグストア1店舗あたりのインバウンド消費購買金額は、前年同月比で16.2%の減少となった。1店舗あたりの購買件数が前年同月比で15.0%減少したことが全体に響いた。データマーケティングの株式会社True Data調べ。

JNTOによると11月の韓国市場は前年同月比で0.4%減少、10月に続き2カ月連続で前年同月を下回っており、これが影響しているようだ。ドラッグストアのインバウンド消費は、国内消費と比べて購買単価が約9倍と依然高い数値を見せているが、インバウンド購買単価も前年同月比で1.5%の減少となった。

インバウンド消費売上ランキングのトップ30には、化粧品が最も多くランクインしている。その数は14商品に及び、次いでOTC医薬品が9商品、菓子類が6商品の順。1位は「DHC 薬用リップクリーム」で、去年7月から5カ月連続で首位を獲得している。同商品は2017年も11月から4か月連続で1位を記録しており、インバウンド購買の人気商品の一つだ。秋冬の肌の乾燥しやすい季節に需要が増えることから、今回も連続1位をどこまで維持するか注目だ。

ランキングは以下の通り。

(やまとごころ編集部)

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