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観光産業の復興と変革・地域の持続可能な発展を支援、観光サービスに特化したクラウドファンディング ベルトラが開始

2021.05.20

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世界150カ国の現地体験型オプショナルツアー専門予約サイトを運営するベルトラ株式会社は、観光関連サービス特化型クラウドファンディング「Zenes(ゼネス)」を13日より開始した。

Zenes(ゼネス)は、観光再開に向けた復興支援や、新たな観光ビジネスの創造・商品開発のためのテストマーケティングの機会を提供する、観光産業に特化したクラウドファンディングサービス。観光関連サービスの新たな試みを「支援プロジェクト」として観光事業者と共同企画し、人々に「応援したい、活動に関わりたい」と思わせる関心事を日本そして世界中から集め、観光サービスに繋げていく。

サービスのポイントは主に以下の3種類。

1. 観光関連サービスに特化したクラウドファンディング
旅行や観光に関係するプロジェクトを、世界150か国、5000社を超える体験提供事業者ネットワークを通じて企画・実施する。

2.購入型クラウドファンディング
期間限定の旅行・食・体験イベントなど、これまでの観光サービスの常識を打ち破るような通常ではできな特別な体験、価格以上のサービスを数量限定で実施する。

3.寄付型クラウドファンディング
コロナ禍で大きな打撃を受けている各地の観光サービス事業者や地域を寄付を通じて応援することができる。

 

 

支援プロジェクトの一例としては、静岡県の戸田で行われている「【食べて応援!】世界最大級のタカアシガニを通して、西伊豆・戸田の漁業を支援したい!」や、ラオス・ナムアンの子どもたちに日本語教育の機会を設けるために始められた「【観光×教育】ラオス・ナムアン村の子供の未来のために日本語教育を!教師用宿舎と交流の場を作りたい!」などがある。

ベルトラ株式会社CEOの二木氏によると「コロナ禍の影響を大きく受けた観光産業の復興と変革、そして地域の持続的な発展に寄与できることは何かと自問を続け、生まれた答えの一つがZenes(ゼネス)です。国内そして世界各国の文化や土地を愛する方々それぞれの思いを応援し、お客様と共に観光の未来を創りあげていきたいと考えています」という。

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