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横浜観光「バリアフリー」情報ページリニューアル、訪日客の利便性アップめざし英語版追加

2022.05.19

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高齢者や外国人、障がい者、乳幼児連れなどあらゆる人々が安全、快適に観光旅行ができるよう提供されている「横浜観光バリアフリー情報」ページの日本語版がリニューアルされ、英語版も新たに公開された。観光施設、宿泊施設の設備、移動する際の経路など、実際に観光するにあたっての不安を解消する情報が、外国人にもより詳しく伝わるようになった。横浜観光コンベンション・ビューローが作成した。

公共交通機関を使った観光モデルコースも用意され、車いすユーザーの視点から撮影された動画で、アクセス方法や観光にかかる時間などをわかりやすく紹介。英語版では「Let’s go to Yokohama by bus!(横浜をバスで旅しよう!)」など、電車編とバス編のコースを紹介している。ルート案内のみならず、平坦で、介助者なしで美しい景色が楽しめる散策コースもある。

今回のリニューアルに伴い、スマートフォンやタブレットなどでの利用に適した画面サイズに変更、日本語・英語版両方で、主要スポットのモデルコースの地図がホームページ上からダウンロードできる。モデルコースは「主要スポットが続く開港の道を歩く」「みなとみらいを楽しむ」「新横浜と中華街周辺を巡るコース」など、観光スポットや移動のバリアフリー情報、楽しめるポイントなども載っている。横浜市内の観光施設やホテルのバリアフリー情報も充実させた。

英語ページの新規開設にあたっては、外国人観光客とコンベンション参加者、両方を意識した。市内観光施設とともに、コンベンション参加者が過ごす時間が長いと想定されるホテルのバリアフリー対応状況など、詳しく英語で参照することができるようになった。どちらもわかりやすいピクトグラムを採用し、様々なシーンでの対応状況が一目でわかるようになっている。

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