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2021年度の主要旅行会社の売上、インバウンド売上2019年比で2割 国内旅行は5割まで回復

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観光庁は5月27日、2021年度の主要旅行業者の旅行取扱状況年度総計速報値を発表した。

総旅行取扱額は、1兆3967億7419万円で、対2020年度比が40.8%増となったものの、対2019年度比は69.5%減にとどまった。

海外旅行の取扱額は733億435万円で、2020年度比では80.7%増となったものの、対2019年度比では95.9%減と、コロナ前と比べると9割以上減という状況は引き続き変わらない。

日本の旅行会社によるインバウンド旅行の取扱い額を指す外国人旅行の取扱額は487億5814万円で、対2020年度比では437.8%増となったものの、対2019年度比は78.0%減だった。 

国内旅行は取扱額が1兆2747億1170万人で、対2020年度比が35.2%増、対2019年度比が50.2%減だった。

2020年度と比べると、全ての区分で回復しているが、対2019年度比では、海外旅行は5%にも満たず、インバウンドも22%だが、国内旅行が50%近くまで回復したため、総合的には30.5%まで回復した。

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