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「バーチャル大阪駅」世界最大のメタバース展示会で再現、リアルとデジタル融合の新しい体験を提供

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JR西日本は、メタバース上で行う世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に出展し、大阪駅をメタバース上に再現した「バーチャル大阪駅」を展開することを発表した。

バーチャルマーケットはメタバース上にある会場で、アバターなどの3Dデータ商品やリアル商品(衣類、電化製品、飲食物など)の売買も可能な世界最大のVRイベント。世界中から100万人以上が来場し、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」として、ギネス世界記録™にも認定されている。

今年のバーチャルマーケットは、2022年8月13日から28日までの16日間の日程で開催される予定で、JR西日本は、バーチャルマーケット2022 Summerの企業出展会場の1つである「パラリアル大阪」内に関西初のメタバース上の駅「バーチャル大阪駅」を展開し、関西空港へのアクセスに便利な特急「はるか」への乗車、時空の広場でのステージLIVEの開催、駅ナカ店舗での商品の販売など、リアル×デジタルの新たな体験を企画している。さらにバーチャル大阪駅の一部はVR機器がなくてもスマートフォンやPCなどからも来場が可能となる予定だ。

今回の取り組みでは、バーチャル大阪駅を通じて駅の強みであるリアルの拠点性を活かし、OMO(オンラインとオフラインの融合)やバーチャル空間等の接点を組み合わせることでリアルとデジタルが融合する空間を創出し、駅を活用した新たな価値を提供していく。

JR西日本グループは、「うめきた(大阪)駅」をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心と位置づけ、様々なパートナーと共創することでオープンイノベーションを加速させていきたいとしている。 

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