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SDGs週間に向け「サステナブルな旅」を後押しする5つの宿、ブッキングドットコム紹介

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宿泊予約サイトの日本法人ブッキング・ドットコム・ジャパンが9月8日、日本の旅行者間で高まる「サステナブル・トラベル」への関心を受け、積極的な取り組みを行っている日本の宿泊施設を5つを紹介した。これは、9月16日から始まるSDGs週間に合わせて発表したもので、旅行業界でも重要な課題となっている「サステナブルな旅」の実現を応援するもの。

2022年の「サステナブル・トラベル」に関する同社の調査では、日本の73%の旅行者が「サステナブルな旅は重要である」と答えている。しかし、「サステナブルな宿を見つける方法がわからない」と答えた人も多く、2021年からブッキング・ドットコム・ジャパンでは、取り組みが一定基準に達した宿泊施設にバッジを付与しクチコミスコアを発表、検索しやすい仕組みを取り入れている。たとえば東京都で「サステナブル・トラベル」プログラム登録施設を検索すると、70前後の宿泊施設が該当する。

紹介された宿泊施設と、クチコミスコア(10点満点で評価)は以下の通り。

アーティスト ホテル BnA スタジオ 秋葉原(東京都)
「泊まれるアート」をテーマにした内装が個性的なホテル。木の歯ブラシ、詰め替え可能なオーガニックシャンプーの配布などを行っている。(クチコミスコア8.7点)

逢松原京極ハウス(京都府)
簡易キッチンや自転車ラックが部屋に備えられ、サイクリストにも使い勝手がよい。世界中20万カ所に給水所を設ける非営利事業に賛同した活動を行い、水を提供する給水ポイントとしての活動も行うなど、プラスチック軽減にも取り組む。(クチコミスコア8.9点)

カイロス by ザ・ハクバ・コレクション(長野県)
ラグジュアリーな雰囲気が漂う別荘で、使い捨て歯ブラシを提供せず、様々な環境保全の取り組みを行う。(クチコミスコア9.8点)

スイスホテル 南海大阪(大阪府)
建物の設計や素材に始まり、様々な面でサステナビリティを進めている。エネルギー管理システムや、食品廃棄の問題に対処するためのバイオフードリサイクル機器も導入しており、世界基準の取り組みを目の当たりにできる。(クチコミスコア8.5点)

Section L Ginza East(東京都)
再生可能エネルギーを電気に使用したり、滞在中の追加清掃やリネン交換を有料にすることで環境に優しい運営を行っている。(クチコミスコア9.1点)

▲カイロス by ザ・ハクバ・コレクション(長野県)

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