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第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム、12月に奈良県で開催

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第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラムが12月に奈良県で開催される。当初2022年の6月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染状況などを鑑み、延期されていた。

このフォーラムでは、国内外から食と観光に携わる専門家、事業者、行政関係者等が集まり、”人と地球のためのガストロノミーツーリズム:革新し、活躍を推進して、維持する(Gastronomy Tourism for People and Planet: Innovate, Empower and Preserve)” をテーマに講演や事例の共有等が行われる。

9月16日に公式サイトが公開され、参加登録(無料)の受付が始まった。日程は2022年12月12日(月)~15日(木)の4日間で、会場参加の受付締め切りは11月15日。オンライン参加は当日でも申し込みが可能だ。

ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズムを指す。年々注目を集めつつあるテーマで、前回のベルギー大会はオンラインを含め135ヵ国から約2000人が参加した。今回は、日本酒の発祥など、歴史ある地域らしい豊かな食文化が魅力の古都奈良で、記念すべき日本初開催だ。

1日目は奈良県主催のウェルカムレセプション、2日目はオピニオンリーダーによる基礎講演「ガストロノミーツーリズムの未来へのビジョン」と、有識者たちが 「女性と若者。才能にスポットライトを当てる」や、「SDGs達成に向けた規模の拡大 : UNWTOガストロノミーツーリズム・ピッチチャレンジ」などのテーマで意見を交わすトークセッションが予定されている。3日目には奈良県各地を舞台に、日本の食文化の魅力を紹介するフィールドワークや、明日から取り入れたくなる手法やヒントに満ちた各事例紹介が、4日目には海外参加者を対象としたエクスカーションが行われる。

 

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