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2024年夏の世界6カ国の旅行動向をトリップアドバイザーが発表、日本で人気の観光地は?

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トリップアドバイザーが、2024年夏(6月1日〜8月31日)の旅行動向を発表した。アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、シンガポール、日本の6カ国を対象に2024年3月13〜18日に行った意識調査では、合計2400人以上が回答。これに加え、サイトの利用状況データも分析し発表した。インバウンドから人気を集めている観光地など、今夏の旅行トレンドが伺える。

世界の旅行者の動向を見ると、全体の80%が今年の夏、旅行を計画していると回答した。その内訳は、国内旅行が50%、海外旅行が27%、国内と海外の両方は23%にのぼった。また「今夏の旅行でAIを使用する」としたのは17%で、中でもシンガポールの旅行者は32%が「使用する」と答えている。日本は8%に留まっていることを鑑みると、日本と比較して海外の旅行者は新しい技術を積極的に取り入れ始めているようだ。

世界の旅行者に2024年夏の旅行における出費について聞くと、「2023年よりとても多い」としたのが12%、「2023年より少し多い」が37%、「2023年と同じ」が44%、「2023年より少ない」が7%という結果になった。注目の観光体験は、文化ツアーや屋外でのアクティビティ、食体験やワインツアーなどだった。

2024年夏、インバウンドに人気の日本の観光地は、東京、京都、北海道、大阪の他、箱根町もランクイン。具体的な地域は、1位が新宿区で、以下2位から10位まで順に、台東区、港区、中央区、渋谷区(以上東京都)、中央区(大阪府)、下京区(京都府)、中央区(北海道)、千代田区(東京都)、箱根町(神奈川県)となっている。

同じく前年比で比較してインバウンドの回復傾向が強い観光地は、1位が東京都の西日暮里となった。2位から10位までは順に、厚別区(北海道)、築地(東京都)、藤沢市(神奈川県)、舞浜(千葉県)、栄(愛知県)、桑名市(三重県)、高千穂町(宮崎県)、小倉北区(福岡県)、石垣市(沖縄県)となっている。

なお、日本人を対象とした調査から、今夏、旅行を計画している日本の旅行者は68%。うち、国内旅行が85%、海外旅行が5%、国内と海外の両方が10%となった。日本の旅行者に人気の観光地は、国内の1位が中央区(北海道)、海外の1位はソウル(韓国)だった。お盆の時期を見ると、国内では恩納村(沖縄県)、海外はバンコク(タイ)という結果になった。

 

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