開催日時

2025年11月8日 (土) 13:30〜16:30

概要

立命館大学は2024年4月、大学院経営管理研究科に「観光マネジメント専攻」を設置しました。
今後ますますの成長が期待される観光産業の各分野でイノベーションを起こす「ビジネスを創造するリーダー」の育成を目的に、本専攻では理論と実践を融合した教育・研究に取り組んでいます。

本セミナーは、その教育の一環として開催するもので、観光地域づくりにおける実務とリーダーシップをテーマにしています。

日本版DMO制度創設から10年。地域の「稼ぐ力」を高め、住民の誇りと愛着を育む観光地域経営が求められる中、関係者間の協働や戦略実行の難しさが課題となっています。

本セミナーでは、こうした状況をふまえ、地域連携DMOの取り組みに注目。九州北部で広域連携を進める豊の国DMOと、文化・伝統を活かして地域振興を実現する長良川DMOの先進事例を紹介し、DMOリーダーの経営実践とキャリア形成に迫ります。

※セミナーの詳細はこちら
※観光事業マネジメントプログラムの詳細はこちら

こんな方におすすめ

・DMOや観光地域づくりに携わる方
・自治体・地域事業者・観光関係者
・観光業界でのキャリアに関心のある学生・社会人

プログラム

13:30‐ 主催者挨拶
13:35‐ レクチャー① 堤 栄一郎 氏　「ひとを繋ぎ、千年を繋ぐ観光プラットフォームづくりの挑戦」
14:20‐ レクチャー② 蒲 勇介 氏　「『長良川ブランド』を通じた観光地域づくりの実践」
15:15‐ パネルディスカッション
　　　  堤 栄一郎 氏 × 蒲 勇介 氏 × 牧田 正裕 教授（コーディネーター）
16:15‐ 質疑応答（16:30終了予定）
16:30‐ ＜希望者のみ＞キャリア相談会（大阪梅田キャンパス参加者限定）

講師

堤 栄一郎 氏
一般社団法人豊の国千年ロマン観光圏（豊の国DMO） 事務局長
1981年 福岡県柳川市生まれ。大分大学卒業後、2005年に総合インテリア製造・販売会社に就職。2006年（一社）別府市観光協会入社。11年間の勤務を通じて、観光協会業務全般に従事するとともに、別府のまちづくり団体と連携して地域資源体験プログラムの企画に携わる。2017年、（一社）豊の国千年ロマン観光圏の立ち上げと同時に現職に。大分北部地域の観光の窓口として、体験・宿・交通・ガイドなどの手配を担うほか、欧米豪からの訪日旅行者向け各種ツアーの企画・実施にも取り組む。

蒲 勇介 氏
特定非営利活動法人ORGAN（長良川DMO） 理事長
1979年 岐阜県郡上市生まれ。九州芸術工科大学（現・九州大学）卒業後、デザイナーとしてキャリアをスタート。2011年、NPO法人ORGANを設立し、体験観光イベント「長良川おんぱく」実施を通じて流域ネットワークを形成（2018年 DMO登録）。長良川流域文化の後継者育成にも取り組み、岐阜和傘の経済産業省伝統的工芸品の指定（2022年）に尽力。2022年、流域の伝統産業振興が評価され（公社）日本観光振興協会による産業観光まちづくり大賞で金賞（最高賞）を受賞。（一社）オンパク代表理事。

＜司会・コーディネーター＞
牧田 正裕
研究科長／観光マネジメント専攻 教授

主催

立命館大学大学院経営管理研究科