データインバウンド
【外国人宿泊者数】2018年10月インバウンド宿泊者数795万人泊。都道府県別伸び率トップは島根、市場別伸び率はフランスが1位
2018.12.28
刈部 けい子観光庁が発表した2018年10月の宿泊旅行統計調査結果によると、全体の延べ宿泊者数は4448万人泊で、前年同月比1.5%の増加となった。日本人延べ宿泊者数は前年同月比0.4%増の3654万人泊。外国人延べ宿泊者数は、前年同月比6.9%増の795万人泊で、10月としては調査開始以来の最高値を記録した。
延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は17.9%だった。

外国人宿泊者の伸びを三大都市圏と地方部の前年同月比で見ると、三大都市圏で10.1%増、地方部は2.2%増で、三大都市圏の伸びが大きかった。
都道府県別の外国人延べ宿泊者数は、東京都が204万人泊で1位、ついで大阪府(123万人泊)、北海道(54万人泊)、京都府(53万人泊)、沖縄県(52万人泊)と続く。
都道府県別の伸び率トップは島根県で、前年同月比63.1%増の7520人泊。2位は愛媛県で56.1%増の2万1390人泊、以下青森県(6万4880人泊)、福島県(2万3360人泊)、和歌山県(6万5950人泊)が30%前後を示した。
島根県は2017年の外国人延べ宿泊者数4万7860人泊で、全国で最も少なく、今年1月~9月までの宿泊者数も全国で最も少ない4万1000人泊だった。また、7月からの3カ月は減少が続いたが、10月は月平均を3000ほど上回る7520人泊で、1月~10月の累計は4万8520人泊と、2017年の延べ宿泊者数(4万7860人泊)を上回った。島根県は県内の3空港に国際定期便が就航しておらず、単独での誘客は厳しいとして、隣接する鳥取県と「山陰インバウンド機構」を設立している。
都道府県別の国籍(出身地)別宿泊客数では、東北、関東、中部、近畿で中国、台湾の存在感が目立ち、中国・四国では、広島県の欧州勢を除くと、韓国、台湾が多く、九州では、熊本県、鹿児島県を除く5県で韓国が一番多かった。

10月の宿泊者数を国籍(出身地)別で見ると、1位が中国、以下台湾、韓国、アメリカ、香港となり、この上位5カ国・地域で全体の65.3%を占めた。
伸び率1位にはここ2カ月2位だったフランスが入り(13万2670人泊)、全体の10位。また、ここまで3カ月連続1位だったイタリアは2位(6万9360人泊)となったが、イタリアは訪日客数の累計(1月~11月)でも伸び率が高かった。
国籍別の都道府県毎の宿泊者数構成比では、韓国を除く19市場で東京都に宿泊した人の割合が最も多かったが、韓国は大阪府の割合が東京都を上回った。

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