インバウンドニュース
熱烈歓迎! おもてなしの中国語講座に100名を超える受講者で熱気
2010.10.21
出典:やまとごころ.jp
社団法人日本観光協会(以下、日観協)と財団法人横浜観光コンベンションビューロー(以下YCVB)の共済で、「訪日外国人受入促進研修」の一環として、「熱烈歓迎! おもてなしの中国語講座」が、10月14日、横浜において開催された。
受講者は横浜市内の観光関連事業に従事されている方や、観光サービス業務等の仕事を目指している方を対象とし、応募開始から1週間で定員に達した。会場のロイヤルホールヨコハマは100名を超える受講者で熱気にあふれていた。
講師として、伊藤忠時代の中国赴任経験を活かし、現在は心弦社代表で中国語や日中異文化理解等の教育活動を大学その他多くの団体で行っている田中 則明氏が登壇。
同氏の著書である「これ以上解り易く出来ない!中国語」をテキストとし、約3時間に渡って、正に著書名のとおり、解り易く、シンプルに、また独特のユーモアで会場の受講者を魅了された。
母音、子音、発音という中国語の基本を同氏の長年の経験に基づいた理論で展開され、中でも、発音を5通りに分類し、それぞれの発声方法を反復練習する習得方法は長年の研究の賜物だ。
横浜市では2010年をインバウンド元年と位置づけ、その中でも中国を最重点地域としている。
YCVBスタッフの3週間にわたる中国本土でのプロモーションや今回のセミナー開催等、積極的な活動はその象徴と言える。
羽田空港の国際空港としての拡充も追い風となっている状況の中、地元企業との連携を積極的に展開するなど、正に官民一体となった活動を今後も継続して行う。
横浜市のインバウンドへの取り組みに今後も注目だ。
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