インバウンドニュース
“日本のおもてなしは丸の内からはじまる” インバウンド観光の拠点、丸の内にリニューアルオープン
2011.12.26
出典:やまとごころ.jp
三菱地所は、JNTOから受託したツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)を、丸の内に開設した。
1962年12月にから、累計230万人の外国人来訪者を受け入れてきたTICだが、今回新たにリニューアルオープンする。2012年1月2日から営業を開始する当施設は、”日本のおもてなしは丸の内からはじまる”というキャッチフレーズの下、外国人旅行客に日本全国の観光情報を年中無休・無償で提供する。当施設は、英語・中国語・韓国語に対応する。
当施設は、1階がTIC、2階がmarunouchi cafe SEEKの2つの機能から成立している。
1階のTICには、スタッフが常時待機しているカウンターを含め、日本の観光に関係するパンフレットが屋内だけでなく、屋外にも設置されている。又、壁に設置されたモニターには地方の風景が映し出され、映像を楽しむことができる。更に、春夏間は、地元の観光案内ボランティア団体が駆けつけ、外国人観光客の増加にも対応出来る体制が整えられている。
一方、2階のmarunouchi cafe SEEKは、くつろぎの空間として椅子やテーブル等が置かれている。無料PCやwifiが完備されている他、日本文化・芸術・食に関連した書籍が多数並べられている。又、夜間にはセミナーやワークショップが開催され、英語対応も随時検討される。お茶を実際にたてられる等、様々な体験型のイベントも用意されている。cafeスペースはギャラリーを兼ねていて、1月2日からは第一弾として、書道家の千葉清藍さんによる「書道展」が開催される予定である。
リニューアル後の当施設の主な特徴としては、2点挙げられるだろう。
1つ目は、無料PCやwifi等の、インターネット環境が完備されたことだ。それ故、インターネットを利用して、様々な情報が入手し易くなるだろう。
2つ目は、当施設へのアクセスが容易になったことだ。JR東京駅とJR有楽町駅の中間に位置している為、アクセスが良好であること。更に、賑やかな通りに面した地上に位置していることから、入りやすい雰囲気が漂っている。
TICは、地方の観光案内所との連携を強め、日本各地の観光情報の発信拠点として発展していくだろう。本施設が今後、インバウンド観光を更に促進することが期待される。
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