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タビカレ学園祭で地域の観光資源を掘り起こし

2014.02.03

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出典:やまとごころ.jp

2月1日、2日と東京お台場のビッグサイトで、タビカレ学園祭が開催された。観光庁が進める「官民恊働した魅力ある観光地の再建・強化事業」の一環として、昨年の公募で613件の中から選ばれた78地域の取り組みが選定され、各ブースでは、商品説明をしている。旅行会社との商談スペースもあり、新たな観光資源を商品化までもっていく試みだ。

北海道から沖縄まで、ユニークなテーマ設定がなされ、カメラ女子、スポーツ、食、健康などこれまでツアーになかったものが登場している。

訪日観光を増やしていくうえで、リピーターの獲得と地方への展開は今後のテーマだ。何度も来たくなるバラエティーに富む商品が、地方からどれだけ顕在化されるかが、重要になってくる。

北海道の中標津のなだらかな牧場地帯を、3日間かけてのウォーキングツアーは魅力的だった。レンタカーを利用する外国人が増えているが、今後はウォーキングも可能性が高そうだ。

なお今回のタビカレ学園祭では、参加者による人気投票があり、1位に「漢字のまち喜多方」が選ばれた。漢字のルーツである古代文字が市内の店先に掲げられ、それを目当てに歩くというもの。何て書いてあるのか店に尋ねるなど、新しいコミュニケーションツールにもなりそうだ。

 

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