インバウンドニュース
★JR東日本グループ AIチャットボットの自治体向けサービス提供でインバウンド受入環境の向上と集客を推進
2018.06.06
株式会社ジェイアール東日本企画と株式会社ビースポークは、多言語によるサービス提供や観光案内など、訪日外国人受入環境整備の課題解決を目的に、AIチャットコンシェルジュ「Bebot(ビーボット)」のオリジナルパッケージのサービス提供に関する業務提携を締結した。
Bebotとは、スマートフォン専用の人工知能(AI)コンシェルジュのことで、自動会話プログラムが組み込まれているため、宿泊施設や商業施設のスタッフに代わり、英語や中国語で24時間365日訪日外国人などからの問い合わせに対応することができる。アプリのダウンロードなどは不要で、利用者にアクセスとパスワードを配布するだけで利用できるようになる。
今回はジェイアール東日本企画に限定したオリジナルパッケージを開発。JR東日本エリアの観光地や宿泊施設等に対して、Bebotの導入を通じて訪日外国人受入環境整備の支援を行うだけでなく、サービスの向上によるリピート来訪や新規来訪促進を狙う。また、訪日外国人の「Bebot」利用データを将来的にDMP(Data Management Platform)へ蓄積することで、デジタルマーケティングにも活用できる。
現在、ソフィテルホテルや、ホリデイ・インをはじめとする国内外の宿泊施設や、JR東京駅、成田国際空港へ導入されている。また、先日もホテルニューオータニでサービスを開始したばかりで、今後も各所での活用が見込まれる。
(やまとごころ編集部)
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