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日光・鬼怒川温泉で旧正月限定のキャンペーン開催、冬の魅力発信で訪日客を誘致

2019.02.01

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日光・鬼怒川温泉では、旧正月の休暇期間に日本を訪れる中華圏の訪日客を歓迎、誘致する施策として「WELCOME TO NIKKO KINUGAWA-ONSEN 2019」と題したイベントを期間限定で開催する。東京から電車でわずか2時間で冬の日本の情緒を楽しめる観光地として外国人観光客に積極的にアピールする取り組みで、日光市全域の開催としては今年が4回目となる。

外国人旅行者は、パスポートまたは在留カード(一部では、キャンペーンパンフレットとパスポート)の提示で観光施設の特典を受けることができる。鬼怒川温泉、日光温泉、奥日光湯元温泉など11の温泉施設の入浴料、東武ワールドスクエアや日光江戸村などのテーマパーク入場料やスキー場ゴンドラの利用が無料になる。期間中は鬼怒川温泉駅構内に英語・中国語対応できる外国人案内デスクを特設し、多言語での観光案内を強化すると共に、無料バスチケットの発券も行う。また、6施設の旅館やホテルではお屠蘇やお雑煮など日本ならではの正月の雰囲気でもてなす。19の観光施設でも割引や特典を設けたり、キャンペーン参画宿泊施設の宿泊客へのオリジナルグッズの進呈など、数多くの特典が設けられている。

2019年2月2日〜17日の16日間をイベント期間とし、2月2日、3日の週末は、鬼怒川温泉で「鬼怒川温泉 春節・鬼まつり」を開催する。春節にちなんだ飾り付けのされた会場で、日本の正月行事である羽根つき、書き初めや、地元グルメの出店、猿回しや太鼓、神輿などのステージイベントなどで祝賀気分を盛り上げる予定だ。

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(やまとごころ編集部)

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