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楽天LIFULL STAYとバケーションレンタルサイトHomeAwayが、民泊事業におけるインバウンド強化の連携を開始

2019.11.19

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楽天グループの民泊事業会社、楽天LIFULL STAY株式会社と、テキサス州が本拠地のバケーションレンタルサイトHomeAway (ホームアウェイ)が、民泊事業におけるインバウンド強化を目指した連携を11月14日より開始した。それぞれのネットワークを生かし、個人旅行の増加や個性的な旅への需要から、ますます多様化する訪日外国人旅行客の宿泊ニーズに対応していく。

楽天LIFULL STAYが運営する宿泊・民泊予約サイトVacation STAYに掲載されている国内宿泊施設をHomeAwayに供給、日本国内の民泊施設や簡易宿所などがHomeAway上で予約可能になった。エクスペディアグループに所属し、世界的な集客力を持つHomeAwayは「丸ごと貸し切る」物件に特化した宿泊予約プラットフォームで、家族やグループ旅行にフォーカスして展開。今回の連携によって日本での家主不在型のバケーションレンタル施設を取り込み、世界から日本へ旅行者を送り込みたいとしている。

楽天LIFULL STAYは、「HomeAwayが強みとする地方やリゾートを好む旅行者をはじめ、幅広いお客様に家族やグループ旅行でご利用いただけることを期待している」と述べる。これから双方が協力し、民泊サービスの提供を通じて訪日旅行者の宿泊施設の選択肢を広げていく。また、地方都市を含めた日本の様々な地域に対する認知拡大にも注力し、メジャーな観光都市だけでなく、日本各地への送客強化を目指す考えだ。

(やまとごころ編集部)

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