2015年、「持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)」が国連総会で採択され、世界全体で「サステナビリティ(持続可能性)」という言葉が耳目を集めるようになった。観光においても例外ではなく、「サステナブルツーリズム」というキーワードが注目され、国連総会は2017年に「開発のための持続可能な観光の国際年」を宣言。国連世界観光機関(UNWTO)にその実施を要請している。
世界各国が持続可能な観光地経営に向けての取り組みを進める中、日本でも8つの自治体が連携して協議会を発足し、未来を見据えたまちづくりに動き出した。
そもそも持続可能な観光地とは、どういうものなのか。なぜ必要とされているのか。その本質的な意味を掘り下げると共に、8自治体の具体的な取り組みについてご紹介していきたい。
日本「持続可能な観光」地域協議会
国際基準GSTCを活用した
「サステナブルツーリズム」日本でも加速化の兆し狙いは「日本市場開拓」持続可能な観光地づくり、自治体の広域連携が目指すもの
人口5000人の島が、持続可能な観光地TOP100に選ばれたわけ。鹿児島県与論島のストーリー
なぜ岩手県釜石市に人が集まるのか。若者たちに響く持続可能な観光地づくりへの取り組み
-
北海道ニセコ町が、持続可能な観光地づくりへの挑戦を続けられる理由
-
持続可能な観光に20年近く取り組んできた北海道弟子屈町が目指す「エコ」なまちづくりとは?
-
年間100万人の観光客が訪れる長野県小布施町の「ファン」を巻き込む持続可能な地域づくり
-
なぜ持続可能な地域づくりに取り組むのか、時代のニーズを捉えた3地域のストーリー