地域が取り組む世界水準の持続可能な観光地づくり

2015年、「持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)」が国連総会で採択され、世界全体で「サステナビリティ(持続可能性)」という言葉が耳目を集めるようになった。観光においても例外ではなく、「サステナブルツーリズム」というキーワードが注目され、国連総会は2017年に「開発のための持続可能な観光の国際年」を宣言。国連世界観光機関(UNWTO)にその実施を要請している。
世界各国が持続可能な観光地経営に向けての取り組みを進める中、日本でも8つの自治体が連携して協議会を発足し、未来を見据えたまちづくりに動き出した。

そもそも持続可能な観光地とは、どういうものなのか。なぜ必要とされているのか。その本質的な意味を掘り下げると共に、8自治体の具体的な取り組みについてご紹介していきたい。

日本「持続可能な観光」地域協議会