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東京ビッグサイトにて、「外客対応・対策EXPO」が初開催

2015.02.19

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出典:やまとごころ.jp

インバウンド対応のニーズが高まりを受け、外国人旅行者がストレスを感じずに情報収集やコミュニケーションが可能になる製品・サービスが揃ったこの「外客対応・対策EXPO」、食とホスピタリティの専門展示会『HCJ2015《エイチ シー ジェー 2015》』にて行われている。2月17日から20日までの開催だ。

HCJ2015とは、宿泊/レジャー産業(ホテル、旅館、ブライダルなど)・外食/中食産業(レストラン、居酒屋、惣菜など)・給食産業(病院・福祉・産業・学校施設など)を対象とした国内最大級の展示会で、「第43回国際ホテル・レストラン・ショー(HOTERES JAPAN《ホテレス・ジャパン》)」「第36回フード・ケータリングショー」「第15回厨房設備機器展」の3つに合流した構成。

「外客対応・対策EXPO」には、翻訳システム、無線通信システムなど、26社が出展。

主催者によると、「今後もビザの緩和や消費税免税制度などの政策により、人数の増加はもちろん、国籍も多様化することが予想され、宿泊・飲食業界にとっては、大きな追い風になると同時に、外国人旅行者の対応が喫緊の課題となっている」という。

会期4日間で、業界関係者約5万5,000名の来場を見込んでいる。

アサヒ飲料では、Wi-Fi搭載型自動販売機の実物を展示。一昨年前からスタートしたサービスで観光地への設置が進んでいる。設置費用はアサヒ飲料が負担し、販売による利益を按分してWi-Fiのランニングコストに充てるので、一切費用がかからないというもの。

横浜の野毛印刷は新しいことへのチャレンジとしてインバウンドを手掛けているという。待ち営業ではなく、提案できる営業としてインバウンドをビジネスチャンスと捉えた。

主な出展企業・製品は下記の通り。

◎多言語翻訳関連
 ソフトバンク・テクノロジー(iPad専用メニュー多言語化アプリケーション)
 アビリティコンサルタント インバウンド事業推進室、インフォキュービック・ジャパン、八楽(多言語ホームページ制作)
 エクスウェア(日本語で作成したメニューを多言語に翻訳、電子メニューやメニューブック印刷)
 エジソンハードウェア(4カ国語で使用できる避難誘導メガホン)
 エニドア、Gengo、ビーコス(クラウドソーシング人力翻訳サービス)
 NTTドコモ(店舗接客向け多言語翻訳アプリケーション)、野毛印刷社、T.J.Promotion
 セカイメニュー、大日本印刷(多言語対応セルフオーダーシステム)、クロスランゲージ
◎外国人旅行者向け情報提供
 昭文社(英語、中国語[簡体字、繁体字]、韓国語、タイ語の5言語対応の観光アプリ)
◎通信システム関連
 アサヒ飲料では、Wi-Fi搭載型自動販売機の実物を展示。一昨年前からスタートしたサービスで観光地への設置が進んでいる。設置費用はアサヒ飲料が負担し、販売による利益を按分してWi-Fiのランニングコストに充てるので、一切費用がかからない。
 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(Wi-Fiクラウドサービス)
 ビーマップ(公衆無線LAN関連ソリューション)
◎専門人材派遣・研修関連
 キャプラン
◎両替、免税販売関連
 J&J事業創造(訪日外国人向けの免税販売における書類作成システム)
 日本シーディーアール(自動外貨両替機、紙幣鑑定機)
 BOSTEC(外国語対応券売機)ほか

会場内では、インバウンドセミナーも充実。8つの講義を予定している。

 

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