インバウンドニュース

★大阪にカジノがやってくる?! 米カジノ大手、最有力候補地として検討 

2018.02.09

印刷用ページを表示する


ラスベガスを中心に米国や中国などで事業展開する、米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルのムーレン会長兼最高経営責任者(CEO)が、6日に大阪市内で事業説明会実施。「大阪(進出)を強く考えている」と語り、大阪府・市が誘致を目指す大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)を最有力候補地にしていることを明らかにした。
統合型リゾート(IR)整備推進法、通称「カジノ法案」が2016年末に可決して以来、全国の自治体がカジノ誘致の候補地として立候補している中、大阪での実現が現実味を帯びてきた。

ムーレン氏は、空港が2カ所あり、鉄道網もある大阪の利便性を高く評価。外国からの観光客が、大阪を訪れた後、京都、奈良、神戸、瀬戸内海にも足を運んでもらいやすいことにも言及。大阪の経済規模から考えても大規模なカジノが実現でき、日本の美意識や豊かな伝統、芸術を尊重した日本独自のカジノにしたいと述べた。また、統合型リゾート(IR)内のカジノ場の割合は「IR全体の2%以下」になる予定。
事業の進め方については、日本企業が主導するコンソーシアムで行い、複数の企業との共同で運営する方向で検討しているという。

編集部おすすめ関連記事:

来年のG20、大阪で開催決定 インバウンド誘致へも期待

「ツーリズムEXPOジャパン2018」テーマ別観光で旅行者へ訴求 2019年は大阪で開催

「世界で最も魅力的な大都市」で東京が3年連続1位! 京都、大阪もランクイン

(やまとごころ編集部)

関連インバウンドニュース