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★関空、成田ともに国際線発着数が過去最多、LCCは旅客便全体の2〜4割

2017.10.27

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関西国際空港などを運営する関西エアポート、ならびに成田国際空港はそれぞれ、2017年冬期(2017年10月29日~2018年3月24日)の航空便スケジュールを発表。それによると、いずれの空港も過去最高の発着数となっていることが分かった。

関西国際空港の国際定期便は、訪日外国人観光客が好調な韓国や東南アジアへの新規就航や増便が相次ぎ、12月ピーク時の就航便数は過去最高の週1,326便(2016年冬期比114便増、2017年夏期スケジュールより58便増)に達する。貨物便を除いた国際旅客便は週1,220便で開港以来はじめて1,200便を超え過去最高となる。
格安航空会社(LCC)の便数は、前年よりも週89便多い481便となり、関西国際空港の国際旅客全便数に占める割合は38.4%となる。方面別にみると、韓国方面が前年比72便増の週353便。また、中国方面に関しては、深圳航空や中国南方航空などが増便を予定しており、前年比9便増で、週339便となる。

一方、成田空港の国際定期便も、過去最高となる週4,736便(2016年冬期比126便増、2017年夏期より16便増)となる。貨物便を除いた国際旅客便は週3,740便で、2016年冬期より115便増、過去最高だった2017年夏期よりも45便増で、こちらも過去最高となる。なお、成田空港の国際旅客便におけるLCCは、週598回で国際線旅客便全体に占める割合は18.4%となっている。

これにより、成田空港から就航している都市数は、海外110都市、国内17都市、合計127都市の131路線となり、開港以来の最高記録を更新する。

(やまとごころ編集部)

 

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