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★東京ディズニーリゾート、訪日客獲得を視野に大幅拡張

2017.12.01

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テーマパークを運営する株式会社オリエンタルランドが、東京ディズニーリゾート(TDR)を大幅に拡張する方針を固めたことが明らかになった。

現在の敷地は約100ヘクタール。用地確保のために、既存の駐車場を立体化して空いた敷地を新たなエリアとして活用するほか、隣接地を買収して2020年代前半に約3割広げる計画だ。投資額は3千億円規模に上るとみられている。
事実上の第三のテーマパークと位置付けて新たなキャラクターや大型アトラクション施設を導入し、訪日客を意識して日本的なテーマを取り入れることも検討している。

TDRの2016年度の入園者数は約3千万人で、2年連続で減少。一方、株式会社ユー・エス・ジェイが大阪市内で運営するユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2016年度までに3年連続で過去最高を更新している。上海や香港でもディズニーランドが開業し、テーマパーク間の競争が激化する中、TDRは独自色を強め、今後も増加が見込まれる外国人観光客の取り込みを狙う。

(やまとごころ編集部)

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