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米旅行誌コンデナスト・トラベラー、宿泊施設リスト「Gold List 2023」発表。星のや京都日本から唯一の選出

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米国大手旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」はこのほど、旅行業界で権威のあるランキングの一つと言われる「Gold List」の第29回目の顔ぶれを発表した。その中で、星野リゾートが運営する京都は嵐山にある「星のや京都」が、2015年、2016年、2017年に続き4度目の、また、日本国内唯一の選出となった。

コンデナスト・トラベラーのGold Listとは、全世界からベストホテルとして選ばれた宿泊施設のリストで、アジアからは他にマレーシアのザ・ダダイ・ランカウイ、インドのオベロイ・ウダイヴィラス、インドネシアのニヒ・スンバなど11軒が選ばれている。

コンデナスト・トラベラーで星のや京都を紹介する記事は、4年ぶりに訪れたという日本在住の英国人ライターが担当。「専用の船で川を行くと、木の桟橋ではスタッフがお辞儀をして迎えてくれる馴染みの光景。人里離れ、静謐で、紛れもない癒しを提供する、モダンラグジュアリーな旅館スタイルのホテル。五重塔の前で着物姿でセルフィーを撮る人々の喧騒から離れ、開業以来、寺院疲れを癒すのに最適な場所となっている」と書いた。

「水辺の私邸で時を忘れる」をコンセプトに掲げる星のや京都は、2009年12月に京都市西京区嵐山にオープンした全25室の旅館で、築100年の趣や伝統の意匠を活かしながら、現代の快適性を追求した客室や斬新で遊び心のある庭園に加え、日本の美意識に触れる京文化体験、嵐峡の情景を映した滋味豊かな会席料理などが高く評価された。

これまでも、2015年から2017年までコンデナスト・トラベラーの「Conde Nast Traveler Gold list Our Favorite Hotels in the World」を受賞しているほか、2011年と2012年にはミシュランガイドの五つ星「5パビリオン」旅館部門を、2013年から2021年は9年連続で五つ星以上の評価である「5レッドパビリオン」を受賞している。

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