インバウンドセミナー・イベント

アジアから発信する持続可能な観光の未来 〜欧州の認証スキーム激変にどう備えるか?台湾の事例と実務的アプローチ〜

 

開催日時

2026年6月5日 (金) 16:00~17:00(日本時間)

 

概要

欧州から始まったサステナブル・ツーリズムの潮流は、今や「理念」から「規制やルール」のフェーズへと移行しています。特に2026年9月27日より適用されるEUの新しい指令(Empowering Consumers Directive)により、根拠のない環境主張(グリーンウォッシュ)が厳格に規制されます。この転換期を目前に、日本や台湾といったアジアの観光地には、これまで以上に透明性と実効性のある対応が求められています。

第6回目となる今回は、Sustainable Travel Taiwan (STT) の代表であり、世界的な観光地認証プログラム「Green Destinations」の審査員も務めるモニーク・チェン(Monique Chen)氏をゲストに迎え、この新たな動きを受けて「今、観光地に何が求められているのか」を深掘りします。台湾がいかにして国際基準を地域経営の核に据え、実務レベルで変革を遂げてきたのか。最新の国際会議を経て得られた知見をもとに、具体的かつ実践的なヒントを共有いただきます。
 

2026年9月の変革に向けた、観光地の「必須アクション」
欧州の新規則施行に伴い、今後サステナブル観光の定義やプロモーションはどう変わるのか。グリーンウォッシュを防ぎ、国際市場で信頼され続けるために、日本の自治体や事業者が今すぐ着手すべき実務的なポイントを整理します。

■国際基準を地域変革のエンジンに:Green Destinationsの実践
チェン氏は、台湾の多くの地域を「Green Destinations(世界の持続可能な観光地100選)」入賞へと導いてきました。単なるラベル取得に留まらず、いかにして基準を地域の共通言語とし、行政と事業者が一丸となって観光地の「質」を向上させてきたのか、そのプロセスを紐解きます。

■日本と台湾の連携による、次世代のデスティネーション戦略
日本と台湾は、直面する課題(地域再生、少子高齢化など)において多くの共通点を持っています。台湾の事例から、地域の固有性を活かしたブランディングや、実務を担う若手リーダーの育成など、アジア独自のサステナブル観光モデルの可能性を伺います。

 

セミナーで得られること

• 欧州の新規則(2026年9月施行)の要点:今後、観光地に求められる「透明性」と「実証」の中身。
• 国際認証(Green Destinations)を活かした地域経営:形だけで終わらせない、実務レベルでの観光地マネジメント手法。
• 台湾におけるサステナブル観光の進展と実務的アプローチ:行政と民間がいかにして足並みを揃え、国際的な評価を獲得したか。
• アジア独自のサステナブル観光モデル:欧米のルールをアジアの文脈でどう解釈し、実践すべきか。

 

こんな方におすすめ

• 自治体・DMOの観光政策担当者
• サステナブル観光の国際的な認証(Green Destinations等)に関心がある方
• 欧州の最新規制(グリーンウォッシュ対策等)が観光に与える影響を知りたい方
• 台湾の観光戦略や実務的な地域活性化の事例を学びたい方

 

登壇者

<ゲストスピーカー>
モニーク・チェン(Monique Chen)氏
Sustainable Travel Taiwan (STT) 代表 / Green Destinations アンバサダー・審査員
台湾におけるサステナブル観光の先駆者。STTを設立し、国際的な基準であるGSTCの普及や、Green Destinationsプログラムを通じて台湾各地の観光地が国際的な評価を得るための支援を行っている。欧州の先進的な動きをアジアの文脈に翻訳し、実務に落とし込むプロフェッショナルとして知られ、台湾をアジア屈指のサステナブル観光先進国へと押し上げた第一人者。

<モデレーター>
高山 傑 氏
一般社団法人JARTA 代表理事 /株式会社スピリット・オブ・ジャパン・トラベル 代表取締役
カリフォルニア州立大学海洋学部卒。幼少、学生時代をアメリカで過ごした基盤を活かし、80か国700都市を滞在・訪問。海外の持続可能な観光をさまざまな観点から体験し学んだ上で、日本での普及に努め、持続可能な観光の国際基準の策定と評価については日本での第一人者となる。国内外の活動が認められ、国際的な観光機関の諮問委員や評議員として活躍中。Foundation for Environmental Education (FEE)環境教育財団理事、Global Ecotourism Network(GEN)国際エコツーリズムネットワーク理事長、Asian Ecotourism Network(AEN)アジアエコツーリズムネットワーク創設者・諮問委員、一般社団法人JARTA代表理事、株式会社スピリット・オブ・ジャパン・トラベル代表取締役他。

 

プログラム(予定)

【第1部:対談セッション(英語)】
• 変化するルール: 2026年9月の欧州認証スキーム変更と、アジアへの影響
• 台湾の実践: なぜ台湾はこれほど早く「国際基準」を地域の競争力に変えられたのか
• 実務者の視点: 認証取得のプロセスで最も重要な「地域内の合意形成」と「データ収集」のコツ

【第2部:フリートーク(日本語)】
• 欧州・台湾の動きを日本の「地域おこし」や「DMO経営」にどう落とし込むか
• 参加者からの質問にリアルタイムで回答

 

主催・共催

主催:一般社団法人JARTA
共催:株式会社やまとごころ

 

~関連記事(予習におすすめ)~
>>ギリシャとEUから学ぶサステナブル観光の実践 仕組みと運用をどう結びつけるか
>>認証は観光をどう変えるのか Green Destinationsが示す、持続可能な観光マネジメントの最前線
>>ブータンに学ぶ「再生型観光」の本質
>>世界のサステナブル認証はいま、どこへ向かうのか?

 

アジアから発信する持続可能な観光の未来 〜欧州の認証スキーム激変にどう備えるか?台湾の事例と実務的アプローチ〜
開催日時

2026年6月5日 (金) 16:00~17:00(日本時間)

会場

オンライン(Zoomウェビナー)
※英語開催/日本語字幕あり
※Zoom自動翻訳機能を使用します

参加費

無料

お申込み方法

▼お申込みはこちら
※申込締切 2026年6月4日(木)17:00まで

Click here for the English Registration Form
英語版のお申込みフォーム)

お問合せ

やまとごころセミナー事務局
E-mail:bs@yamatogokoro.jp