インバウンドニュース

オンラインとリアルのハイブリッド国際会議 12月に横浜で開催、withコロナ時代の新しいミーティングモデル確立を目指す

2020.10.16

印刷用ページを表示する


MICE分野における最大規模の ICCA(国際会議協会) は、2020年12月「ICCA AP Summit 2020」を横浜にて開催することを決定した。本会議は昨年ペナンで第1回が開催されたもので、次いで日本での初開催、横浜への誘致が実現したもの。ICCAアジア・パシフィック部会の会員が参加し、セミナー・情報交換・ネットワーキング等を行う場だが、withコロナでのMICEを開催する主催者や、新たなフェーズでのビジネス展開を模索する事業者の参加が期待されている。

ICCAは、約100の国・地域から1,100以上の企業や団体が加盟し業界を牽引し続けている。全世界で5つのエリア別の部会を有し、301の企業や団体が参加するアジア・パシフィック部会は最大規模だ。そのうち日本からは37の企業や団体が参加している。

withコロナにおける新しい様式は今や地球規模で取り組むべき緊急課題であり、MICE業界においても従来の運営方法の見直しをはじめとする変革が求められている。

「ICCA AP Summit 2020」は、12月15-16日の日程でパシフィコ横浜ノースにて開催される。「新たなミーティングモデルの確立」をテーマに掲げ、その一つの解決策の提示として会場とオンライン双方からの参加を併用するハイブリッド形式にて開催する。その他、コロナ禍の困難な状況でMICEを開催した主催者からの事例紹介、ハイブリッド形式開催の増加に伴うMICEホストシティとしての課題などを議論し、これからの新しい国際会議を体感できる機会として、横浜から世界へ、新しい国際会議モデルの在り方を発信していく。

また、本会議においては、海洋資源を活用した横浜市独自の温暖化対策プロジェクトである「横浜ブルーカーボンオフセット制度」 が初導入される。これにより、会議開催に伴う電気使用量や 排出CO2を削減することでサステナブルな会議を目指す。 

関連インバウンドニュース