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ニューノーマル時代の持続可能な観光の在り方を考える、ツーリズムEXPO2020 初の沖縄開催 10月29日から

2020.10.27

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日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は「ツーリズム EXPO ジャパン 2020 旅の祭典 in 沖縄」を10月29日から11月1日までの日程で、沖縄コンベンションセンター及び宜野湾市立多目的運動場にて開催する。

ツーリズムEXPOジャパンは、観光に関わる幅広い分野の事業者が集結する総合観光イベントとして2014年に誕生した。2019年には会場を東京から移し、初の大阪・関西での開催となり、世界100カ国・地域から1,475の企業が参加、商談件数も前年比12%増の8,392件と過去最高となった。そして7回目となる2020年は、沖縄の魅力を世界に発信するため、沖縄にて初開催する。

現在、新型コロナウイルス感染症感染拡大が、世界の観光産業にも深刻な打撃を与えている。ツーリズムEXPOジャパンも原点に立ち返り、「沖縄リゾート展」から「ツーリズム EXPO ジャパン 旅の祭典 in 沖縄」に名称を変更。「旅のチカラで日本、世界を元気にする」をテーマに、感染症対策を十分に行った上で開催し、一日も早い経済および観光需要の回復を目指す。

29日13時からは、JNTOによるインバウンドセミナー「コロナ禍におけるインバウンド市場の消費者動向や競合国プロモーション・受入体制等について」が行われる。香港と台湾からJNTO海外拠点代表者がオンラインにて登壇し、事前登録した国内観光関係者100名程度に向けて実施予定だ。

29日、30日は商談会のため、業界関係者のみの入場となるが、それ以降は一般の参加も受け付けている。沖縄ならではの企画やテーマ、世界各国の最新の旅情報が入手できるほか、ご当地グルメや、色華やかな民族衣装、本場のステージパフォーマンスなどが楽しめる内容となっている。

また、ニューノーマル時代における持続可能な観光振興のあり方を議論し、国際観光機関を通じて世界に発信していく。

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