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米国の大手旅行雑誌「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が1位、都市ランキング2位に東京。訪日への期待高まる

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アメリカの大手旅行雑誌「Condé Nast Traveler(コンデ・ナスト・トラベラー)」は3日、2023年の読者投票ランキング「Readers’ Choice Awards」を発表した。

今年で36年目を迎えたReaders’ Choice Awardsは、国や都市のほかに、ホテルや航空会社、クルーズ、島、列車など11のカテゴリで、読者が最も好む旅行体験が選出される。

投票は52万6518人の読者がアンケートに答える形式で行われ、「世界で最も魅力的な国」ランキングでは、2021年から1つずつ順位を上げた日本が、ついに1位に選ばれた。

トップ10の顔ぶれとして、欧州の国々が多くを占める中で、日本はイタリアと1ポイント差の首位だった。実際、訪日客の中でもアメリカからの訪日はコロナ後大きく増え、2023年8月は13万8400人で2019年同月比17.5%増。1月から8月の累計では130万9400人(同13%増)で過去最高となっている。

コロナ禍で海外旅行がいち早く回復したアメリカは、この夏の出国者数が2019年同期の99%まで回復するなど、海外旅行需要が旺盛で、日本のランキング1位は、訪日旅行への期待度の高さの表れとも言えるだろう。

また、「世界で最も魅力的な大都市(人口50万人以上)」ランキングで東京が2位となった。これも昨年の3位から1つ順位を上げている。東京については、高層ビルと静謐な寺院とのコントラスト、ストリートファッションなどの他にミシュラン星つきのレストランが世界で一番多いグルメシティと紹介、独創的なラーメン店や日本製のウィスキーを試せるバーなどを紹介している。

そのほか、「ベスト空港」で羽田が7位、「ベスト国際線」でJALが9位、ANAが12位、「ベスト列車」でななつ星in九州が昨年に続いて1位に選出され、JR九州が運航する「36ぷらす3」も15位に入った。

Top Countries in the World
1. 日本
2. イタリア

3. ギリシャ
4. アイルランド
5. ニュージーランド

6. スペイン

7. ポルトガル

8. イスラエル

9. ノルウェー

10. スイス

The Best Big Cities in the World 
1. シンガポール

2. 東京(日本)
3. ソウル(韓国)

4. ケープタウン(南アフリカ)

5. シドニー(オーストラリア)

6. コペンハーゲン(デンマーク)

7. オスロ(ノルウェー)

8. バンクーバー(カナダ)

9. メルボルン(オーストラリア)

10.  エディンバラ(イギリス)

 

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