データインバウンド
コロナ禍の世界で最も安全な国はどこ? 1位はスイス 日本は5位にランクイン
2020.06.10
刈部 けい子香港のDeep Knowledge Groupが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染が拡大する世界で、現在最も安全な国のランキングを発表した。このレポートは130の定量的および定性的パラメーターと、検疫効率、政府の危機管理効率、医療体制、地域の回復力などのカテゴリの1万1400以上のデータポイントに基づいた分析によるもの。Deep Knowledge Groupは、2014年に香港で設立された投資会社Deep Knowledge Venturesが所有する企業と非営利団体のコンソーシアムである。
レポートによると、新型コロナウイルス感染が世界に広がる現在、最も安全な国はスイス。2位はドイツで、日本は5位に入っている。ちなみに、スイスとドイツは早くも6月15日から相互に国境を開放することになっている。
ところで、これは6月3日のランキングだが、4月12日のランキングとは順位にだいぶ変動がある。当初は危機に迅速に対応でき、緊急事態への備えが高かった国が最も高くランク付けされたが、現在では経済的に回復力のある国が上位にランクされているという。

ランキングは200位まで出ているが、ここでは20位までを表にした。地域的には欧州、アジア・太平洋、中東がほとんどで、アメリカ大陸からは20位以内にカナダしか入っていない。
それ以外のアメリカ大陸の国とアフリカ大陸の国はそれぞれ41位のチリ、69位の南アフリカが最もランクが高く、特に南米とサハラ以南のアフリカではスコアが低い国が多い。ほかに、アメリカは58位、ロシアは61位、イギリスは68位だ。最下位はコロナ以外の感染症も蔓延する南スーダンでスコアは300だった。
日本がまず最初に入国規制を緩和する対象国として上がっているオーストラリア(8)、ニュージーランド(9)、ベトナム(20)、タイのうち、タイは47位(スコア541)となっている。
また下の表はスイスと日本のスコアの内訳を示したもの。これを見ると、検疫効率で大きな差が出ているのがわかる。

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