データインバウンド
【訪日外国人数】2022年5月訪日客数14万7000人、2カ月連続10万人超えも1日の入国者数ほぼ変わらず
2022.06.16
やまとごころ編集部日本政府観光局(JNTO)が6月15日に発表した2022年5月の訪日外国人数*(推計値)は、14万7000人だった。
前年同月比では14倍となったが、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の2019年同月比では94.7%減に相当する。4月は2年1カ月ぶりに10万人を上回っており、これで2カ月連続10万人を超えたことになる。
ただし、5月の訪日客数を単純に日割りで計算すると、1日4742人にすぎない。4月は1日あたり4650人だったので、微増にとどまっており、5月の1日あたり入国者数上限1万人の半分以下となっている。
なお、2022年1月から5月までの累計は2019年比97.2%減(2020年比では344.7%増)の38万7100人となった。

欧米を中心に入国規制の緩和が進み、観光による往来も復活しているなか、日本もようやく6月10日から観光客に門戸を開いた。当面はグループツアー限定とのことだが、今後は徐々に訪日客も増えていくだろう。国際線も復調の兆しが見えており、夏に向けて運行再開や増便のニュースが聞こえている。
また、先月もアウトバウンドの回復の兆しについてお伝えしたが、5月の出国日本人数はは4月よりも5000人ほど多い、13万4000人となった。これは2019年同月比では90.7%減だが、前年同月比では344.9%増となる。
5月の訪日数を市場別に見ると、トップ5は、ベトナムの3万9000人、中国の1万7600人、韓国の8800人、インドネシアの8700人、アメリカの8100人だった。ベトナムはコロナ禍前の2019年同月が3万9900人だったので、それよりわずか900人少ないところまで復活している。観光客の訪日が解禁されていないため、長らくの規制により入国できなかった技能実習生によるものと見られる。
また、同日に発表された2022年3月の訪日客数(暫定値)は6万6121人で、そのうち3371人が観光客**だった。

*JNTOによる訪日外国人とは、法務省集計による外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者を指す。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外国人数に含まれるが、乗員上陸数は含まれない
**この場合の観光客とは短期滞在の入国者から商用客を引いた入国外国人で、観光目的での渡航が認められていない状況下でも、統計上は一定程度の人数が「観光客」に振り分けられカウントされている
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