インバウンドニュース
★7月の宿泊旅行統計発表、外国人は前年同月比10.5%増の742万人泊に。中四国エリアの伸びが際立つ
2017.10.02
観光庁は9月29日、宿泊旅行統計調査結果を発表した。7月の延べ宿泊者数は、4485万人泊で、前年同月比1.2%増だった。また、外国人延べ宿泊者数は、742万人泊で前年同月比10.5%増。7月としては調査開始以来の最高値を記録し、4月から4か月連続の記録となった。
都道府県別の外国人宿泊者数伸び率では、1位熊本県、3位大分県、5位佐賀県と、4,5,6月に引き続き、昨年発生した熊本地震による訪日敬遠の反動増の影響が際立つが、2位の岡山県が99.2%増、4位の鳥取県が74.4%増、6位の徳島県が56.7%増と、中四国エリアの伸びが際立った。
4位の鳥取県に宿泊した外国人観光客の割合は、韓国30%、香港27%、台湾14%となっており、6位の徳島県では、香港が40%、中国15%、台湾14%であり、伸び率が高かったエリアでは、香港からの観光客が占める割合が多くなっていることは、興味深い。
(やまとごころ編集部)
6月の宿泊統計はこちら
関連インバウンドニュース
2024.04.30
旅館・ホテルの2024年3月景気動向調査、6割近くが稼働率「上昇」と回答。販売単価高止まり
2024.04.23
星野リゾート 廃油を持続可能な航空燃料SAFへ再資源化、OMO関西空港から
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.04.03
2024年2月ドラッグストアとスーパーマーケット売上「パック」「かぜ薬」が大きく伸長、訪日外国人増加も要因に
2024.04.02
外国人労働者初の200万人超え、飲食、宿泊業などで高い雇用意欲。課題は語学やコミュニケーション
2024.03.07
インバウンドに冬に人気のエリアは? 増加率1位は犬山市。カニ スキー 温泉など冬ならではの体験が人気
2024.03.05
春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気
2024.02.20
民泊・アパートメントホテルの2023年予約動向、インバウンドは家族旅行が4割。韓国に次いで米国が2位に