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春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気

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台湾・香港人が今年の春節訪日時に購入した商品名やブランド名について、株式会社ジーリーメディアグループが調査しその結果を発表した。調査はインターネット上で行い、お菓子、薬・サプリメント、化粧品のカテゴリで購入した商品を聞き、383の有効回答を得た。

観光庁発表の2023年訪日外国人消費額は、台湾が7786億円で1位になり、2019年の5517億円から大幅に上昇。2019年に1位だった中国を抜く形となり、インバウンド消費を牽引している。

春節期間に訪日した台湾人・香港人を対象に、購入した化粧品について自由記述してもらったところ、1位と2位がリップクリームとなった。1位は「メンソレータムのリップクリーム」で14票を集めた。2位は「DHCのリップクリーム」(10票)とリップクリームが1位と2位に。3位は「資生堂の化粧品」だった。

お菓子について聞くと、最も購入されたのは「じゃがポックル」で72票を集めた。2位の「ニューヨークパーフェクトチーズ」(28票)と比べ倍以上の票を獲得しており、他を引き離す形となった。3位は「白い恋人」、4位「ロイズ」、そして7位には「六花亭」が入り、北海道勢が多くランクインしている。

薬・サプリメントでの1位は「アリナミン」で50票を獲得。2位は風邪薬の「パブロン」(24票)、3位が鎮痛薬である「EVE」(18票)となった。サプリメントとしてトップになったのは4位の「DHCのビタミン」で、10票を得ている。次いで「わかもと胃腸薬」「龍角散」「チョコラBB」が続く。

訪れた都道府県を複数回答形式で聞くと、半数近くの47%が「東京都」と答え1位となった。2位「大阪府」は23.2%、3位「京都府」は17.2%、4位以降は「福岡県」「山梨県」「神奈川県」「熊本県」だった。7位の熊本県は、半導体の受託生産で世界最大手の台湾企業「TSMC」が進出したことで注目が集まっている。

買い物傾向としては、訪日リピーターが多い台湾人は、普段使っている商品を訪日時に買う人が多いと分析。また通販で手に入らない商品が半額程度で手に入ること、友人などへのお土産の購入といった理由が、お菓子・薬・サプリメント・化粧品の購入へ繋がっているとしている。円安の追い風を受け、2024年も訪日する台湾・香港からの訪日客の消費額に期待ができそうだ。

 

▼春節前に台湾人が買いたいと思っていた商品と比べてみるのも興味深いです

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