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京都の宿泊施設、4月22日の地球を考えるアースデイに向け独自の工夫で呼びかけ

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毎年4月22日は、私たちの住む地球と環境を考え、感謝し、行動する「アースデイ(地球の日)」。1970年にアメリカで始まったが、環境問題の悪化を受け、世界中にこの動きが広がり、今では世界190カ国、約5億人が参加する一大ムーブメントになっている。日本でもアースデイの前後に東京や京都などでイベントが予定されている。

京都では4月15日から23日までの間、岡崎公園や京都府内各所にて、マルシェや映画上映会などの催しを通して楽しく環境を学ぶことができる「アースデイ in 京都 2023」が開催される。

例えば、オリエンタルホテル京都六条では、アースデイウィークの9日間、ホテル屋外照明を減灯する。消費電力を抑え、「身近にできる環境保全活動」として不要な照明の消灯を呼びかけるものだ。また、CO2を排出しないエコな移動手段を利用した京都観光を楽しんでもらうため、電動アシスト付き自転車の無料レンタルサービスを実施する。さらに、ラウンジでのフリードリンクの提供時間を延長することで、室内の電気消費量を減らし地球温暖化防止と環境保全について考えるひとときを提案する。先着20名には、洗って繰り返し使える竹製ストローをプレゼントする。

「アースデイ in 京都では」、京都全域をキャンパスとして見立て、本当の豊かさや幸せに生きることの意味について、自分たちの暮らしや営みをいま一度振り返り「捉え直す」きっかけにしたいという。

一方、2001年から開催されている「アースデイ東京」は、代々木公園でのフェスティバルを中心に活動を続け、「エコ」や 「オーガニック」という概念を様々な領域に浸透させるだけでなく、自然エネルギーの普及やゴミを出さないイベントのあり方を提示するなど日本における環境活動の先頭に立ってきた。

今年は「ファミリーアース 〜誰もが歓迎されるやさしい場所へ〜」をコンセプトに、4月15日〜16日に代々木公園でコンサートやマーケット、22日〜23日にアースデイクリエイターズフェスティバル2023が行われる。

 

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