インバウンドニュース
★2017年クルーズ船寄港は過去最多の2700回超、訪日クルーズ旅客数も253万人に
2018.06.13
国土交通省は6月12日、2017年にクルーズ船の寄港回数などについて発表。訪日クルーズ旅客数は、過去最多となる約252万9000人となった。
2017 年の日本の港湾へ寄港したクルーズ船の回数は、前年比37.0%増の2,764回。うち日本の船会社のクルーズ船の発着が751回であるのに対し、海外の船会社のクルーズ船は2,013回と全体の7割以上を占めた。日本を発着するクルーズが増えたことが影響している。
図:日本の港湾へのクルーズ船の寄港回数の推移 (国土交通省報道資料より)
港湾別では、博多港 326 回 (前年 328 回)で3年連続1位。以下長崎港 267 回、那覇港 224 回、横浜178回、石垣港132回と続く。
過去最多を更新した訪日クルーズ旅客数は、約 252万9000人(前年比27.0%増)となり、過去最多だった2016 年の約199万2000人を大きく更新した。
2013年には17万4000人であったクルーズ旅客数は、この5年で飛躍的に増加している。
図:クルーズ船による外国人入国者数 (国土交通省報道資料より)
今後も政府は、「訪日クルーズ旅客数を2020 年に500 万人」実現に向け、総額7億円をかけ20の港での支援事業を行っていく。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.04.03
2024年2月ドラッグストアとスーパーマーケット売上「パック」「かぜ薬」が大きく伸長、訪日外国人増加も要因に
2024.04.02
外国人労働者初の200万人超え、飲食、宿泊業などで高い雇用意欲。課題は語学やコミュニケーション
2024.03.28
訪韓外国人客が利用するアプリは? 旅ナカではネイバー、パパゴなど韓国アプリの利用率高く
2024.03.07
インバウンドに冬に人気のエリアは? 増加率1位は犬山市。カニ スキー 温泉など冬ならではの体験が人気
2024.03.05
春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気
2024.02.20
民泊・アパートメントホテルの2023年予約動向、インバウンドは家族旅行が4割。韓国に次いで米国が2位に