データインバウンド
【外国人宿泊者数】2018年11月インバウンド宿泊者数708万人泊。都道府県別伸び率トップは2カ月連続で島根、市場別1位は?
2019.02.04
刈部 けい子観光庁が発表した2018年11月の宿泊旅行統計調査結果によると、全体の延べ宿泊者数は4276万人泊で、前年同月比1.5%の増加となった。日本人延べ宿泊者数は前年同月比0.2%減の3568万人泊だったが、外国人延べ宿泊者数は、前年同月比11.3%増の708万人泊で、11月としては調査開始以来の最高値を記録した。伸び率が2桁台になったのは8月以来3カ月ぶりとなる。
また、延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は16.6%だった。

外国人宿泊者の伸びを三大都市圏と地方部の前年同月比で見ると、三大都市圏で16.2%増、地方部は4.1%増で、三大都市圏の伸びが大きかった。
都道府県別の外国人延べ宿泊者数は、東京都が187万人泊で1位、ついで大阪府(113万人泊)、京都府(48万人泊)、北海道(41万人泊)、沖縄県(35万人泊)と続く。
都道府県別の伸び率トップは10月に続き島根県で、前年同月比47.8%増の8290人泊。2位は宮城県で35.2%増の4万3430人泊、以下福井県(1万8520人泊)、鳥取県(2万1990人泊)、福島県(1万8520人泊)も30%台を示した。
都道府県別の国籍(出身地)別宿泊客数では、北海道、東北、関東、中部、近畿で中国、台湾の存在感が目立ち、中国・四国では、広島県の欧州勢を除くと台湾が多く、九州・沖縄では、鹿児島県を除く7県で韓国の割合が一番多かった。

11月の宿泊者数を国籍(出身地)別で見ると、1位が中国、以下台湾、韓国、アメリカ、香港となり、この上位5カ国・地域で全体の66.2%を占めた。
市場別伸び率に関しては、イタリア(4万9660人泊)が44.2%と1位に再浮上した。なお、イタリアの伸び率は、9月が51.4%で1位、10月は34.1%で2位だった。続いてフランス(9万2470人泊)、ベトナム(5万8570人泊)が30%台で大幅に伸ばした。インド、スペイン、イギリス、アメリカ、ドイツなども前年比伸び率20%台を記録している。
国籍別の都道府県毎の宿泊者数構成比では、韓国を除く19市場で東京都に宿泊した人の割合が最も多かったが、韓国は大阪府の割合が東京都を上回った。

編集部おすすめ関連記事:
最新のデータインバウンド
-

AI時代にリアル回帰が加速、約8割が現地体験を重視。7割超がオンラインを起点に旅行行動へ (2026.04.30)
-

2025年台湾観光統計、出国者数1894万人で過去最多 訪日673万人に拡大 (2026.04.28)
-

アジア太平洋のインバウンド、2028年に最大7.6億人と予測も1.6億人の下振れ余地 (2026.04.23)
-

2026年1-3月インバウンド消費2.3兆円、中国半減で台湾首位 欧米豪は単価40万円超えも (2026.04.22)
-

2026年3月の訪日客361万人 累計1000万人越え。桜需要で欧米・東南アジア伸長、中東は3割減 (2026.04.16)
-

2025年中国観光統計、訪中3517万人で過去最高 インバウンド完全回復 (2026.04.13)
-

アジアの旅行支出意向、欧米比50%高。AI活用9割で行動が変化 ー世界20市場の旅行意向調査 (2026.04.06)
-

2026年1月訪日宿泊15%減の1283万人泊、中国62%減も地方は堅調 (2026.04.01)
-

アドベンチャートラベル市場、アジアが最大規模で約63兆円規模と推計。地域ごとで志向に差 (2026.03.23)
